草花たちの静かな誓い

2017-03-04 17:43:19 | Weblog

たいていの場合本は文庫本と決めている
価格の問題と持ち運びやすさのせいだ
極たまに例外がおきる
どうしても読みたいお気に入りの作家の新刊は
仕方なく単行本を買う事になる
それと新聞の書評で食指が動いた時だ
今回は後者で朝のうちにはネットで注文していた
この作品は数年前新聞連載されていたものだが
紙面で読むことはなかった
とりあえず
書評に惹かれたのだ
内容はネタばれが嫌なので書かないが
ペリカン文書で日本でも人気のアメリカ人作家
グリシャムのテスタメントを思い出した
ベテラン作家宮本輝らしい落ち着いた文章で読み易い

まだまだ全部は読み終えていないのだが
とりあえず置いといて
10年くらい前に読んだ「テスタメント」の方に
食指が伸びた
長〜い作品なので下巻迄読んでなかったのだ
かといって冗長というわけではない
綿密な取材で飽きさせない文章だ
ほとんど忘れていたが上巻をさっと流し読みして
叔父の入院手術の世話をしつつ下巻を読む事にした
手術は5時間におよんで時間はたっぷりあった
この場でテスタメント(遺言)は意味深で
臨場感を感じた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする