断捨離という言葉は知っているその時がおいらにも
訪れた
時間がゆっくりと流れ無限に続くと思っていた
が それは若者の持ち分なのだ
ぼちぼち捨てるべき物は捨てて身軽になる時期
に差し掛かったのだ
そんな訳で これまでなんとか家人をうまく誤魔化して
蔵書を守ってきたのだが
県外へあちこち転勤していた娘が家に帰ってくること
になってせっかく広々つかっていた部屋も書棚も
整理しなければならなくなった
娘も転勤の度に荷物が増えてしまったからだ
売れる物は売ってしまえと
書棚から新しくて綺麗そうな読み潰してないものを漁って
数度に別けてブックオフに持ち込んだ
とんでもなく安い金額に
気が滅入って仕方ない
が
仕方ない
長ーいレシートを見ると金額と書名が判る
ほぼ10円がほとんどだ
買い取ってもらえなかった物を含め100冊を超えている
金額なんてどうでもいい 減らして欲しいだけだからと
家人はあっさり嘯く あとの売れない物は資源ゴミだねーーー
だと!
人の気も知らないでと 独りごちた
愛書たちよ 次はもっとマシな人に読んでもらえよ
さらばだ グッドバイ!!
まだまだ 残ってるものの方が多いが・・・