新聞記事を観てすぐに
赤磐市下市の郷土資料館に行ってきた
資料館は赤磐市役所のすぐ隣にある
早速見せて頂いたが
田舎のお大師堂に
眠っていたとは思えない
虫食いもなく立派な
木喰仏特有の柔和なお顔が待っていてくれた
なぜこれまで発見されなかったか
昭和初期
柳宗悦の著作で紹介されるまで
全く評価され無かった事
円空仏の様に有名にならず知られずにきた事が
奇跡のような保存を可能にした
誰も作者を知らず散逸を免れ
数百年を経て令和の今発見されたのだろう
これまで発見された木喰仏は
村の子供たちのおもちゃとなり
あるいはそり遊びに使われ
傷付けられたものが多い
赤磐の木喰仏は見た目も大きく立派な仏様だった
赤磐市郷土資料館に同時に展示されている
古墳の発掘で掘り出された
埋蔵文化財も多量にあってびっくりした
両宮山古墳は山陽自動車道のすぐ近くに有った
造山古墳と違って堀も水を湛え残っている立派なものだった