南方熊楠

2023-09-13 10:08:03 | Weblog

一回だけ名前が出るのかと思っていたら

今日の朝ドラにも続けて出て来た

「南方熊楠」の名前

当時問題になっていた

合祀による鎮守の森を政府が収用し 

その森の木で利益を得ようと(日露戦争の戦費を補うため)

全国的森の乱伐に

危機感を持った熊楠は鎮守の森の保護活動を展開してゆく

神域である為

永い年月にわたり保護され残されて来た

杉や檜の大木とともに貴重な動植物が 

失われてゆくことに危惧を感じたからだ

現代の自然保護に通じる社会思想エコロジー問題

その頃はエコロジーという言葉も思想も存在しない

熊楠の先見性を感じるが

牧野富太郎も同様な気持ちを持ったであろう事は

容易に想像できる

今朝の朝ドラで熊楠から送られて来た

ハチクの花の話

竹に花の咲いた時凶作に見舞われるという逸話

竹の花のことを古来より「泥食い」と呼んで

恐れていたらしい

時に台風による塩害で竹が茶色に枯れる現象は

120年も経たなくても間々あるが

これも自然現象の恐ろしい現象ではある 


 

 

 

 

 

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