江戸時代の風俗史書を読んでいたら
傾城(ケイセイ)いう言葉に引っかかった
そうだ人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の傾城だ
近松門左衛門の下作
傾く城だからおおよそ見当がつく
江戸期の廓の遊女花魁をこう呼ぶようだ
今時のキャバ嬢やソープ嬢と違う
高級娼婦をあらわす言葉だ
傾城とはあらゆる世事に教養があり洗練された立ち居振る舞いを売り物に
一国一城の主をも惑わせる遊女の別称らしい
ただたんに浄瑠璃のタイトルとしか
捉えていなかったので
驚きだった
調べてはみるものだ
「傾城阿波の鳴門」
阿波藩の藩主、玉木家の若殿が、高尾という傾城(美人)に溺れている(好きになって夢中になっている)のを幸いに、小野田郡兵衛という悪臣がお家横領を企て
この騒動のさなか、家老桜井主膳のあずかる玉木家の重宝、国次の刀が何者かに盗まれます。桜井主膳は、元家臣、十郎兵衛に刀を探すように頼みます。十郎兵衛と妻のお弓は、娘のお鶴を祖母に預け、大阪へでて探し始めますが、その方法は、名前も「銀十郎」と変え、盗賊の仲間になり質屋などの藏に忍びこみ探すのでした。
先日の岡山県出身のサッカー選手を身の破滅に
追い込んだのは素人で
傾城とは呼ばないし
勿論
犯罪の不同意性交は許されない