子供の頃(1950年代)
ほぼ駄菓子屋など無い田舎
おやつなど買ってもらうことなど稀で
甘いもの 口にできるものに餓えていた
友達の家の肉桂(ニッキ)の木を目当てに遊びに行き
大きな木の根元を掘り返し柔らかい根を囓る
今で言うシナモンで
独特の風味を楽しんだものだ
その肉桂の木の若木を引っこ抜いてきて
植えた木が50年の歳月を経て
裏庭で大きくなった
枝を広げて邪魔だと
枝打ちを初めてした
実は肉桂の木の事などすっかり忘れていたのだが
その枝の切り口を嗅ぐと
肉桂独特の爽やかな香りがする
これを
捨てずによく乾燥させて
燻製にでも使かおうと考えている
さて思い通りに良い香りを捕まえることが
出来るか楽しみである
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