ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとずうっとオートバイがいちばん好きだった

蕎麦を食いにいく

2006年12月08日 | R1150RT (2001) あお号

ボクは味音痴だから、なんでも「ウマい」というらしい。

けれど好きだと思って食っているうちに、そんなボクにも「好み」があるらしいことがわかってくる。これはウマいが、こっちの方がもっとウマい、と云う具合だ。

年をくったせいか、周りの情報の多さからか、「蕎麦」が好きらしい。らしい、と云うのは、このところ蕎麦を食うことが多くなったと感じるし、「蕎麦」の文字を見ると食べたいと感じるからだ。

かといってやっぱり、どこそこの、なんとかという「蕎麦」が、どのようにウマいのかよくわからないので、どこの蕎麦でもとりあえず食う。するってェと、これが生意気にもそのうち「好み」が出てきて、「あー、ボクはこれがウマいんだぁ」とやっと気付く次第だ。

好みなんだから、ヒトが口出しするスキがないことを良いことに、思い切って云わせてもらうと、「らっせいみさと」の蕎麦がボクは好きだ。あそこの蕎麦を食うためにわざわざ出掛けていくぐらい好きらしい。

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きのうも薄ら寒い曇り空の下、今年最後の蕎麦を食いに「あお号」を走らせた。

蕎麦は、(通ぶる訳ではないが)なんと云っても「ざる」を、大盛りなどにせず、ツルツルっと一気に食っちまうのが何よりウマいと思うが、ここ「らっせいみさと」の蕎麦(二八蕎麦)は、冷・温・様々なトッピングなんでもあう。

特に辛味大根と荒く削った花ガツオをダイナミックにのせた「おろし蕎麦」は素朴でウマい(好きの意)。人気は野菜天山盛の「天ぷら蕎麦定食」だが、正直云ってこれはヘビーですよ。(↓ これにご飯と味噌汁が付く)

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きのうは日中も曇ったままで気温も上がらず、寒い一日だったけど、例の電熱ベストのおかげで身体はポカポカだったよ。コタツにもぐりこんでオートバイに乗ってるみたいですごい威力!あお号(R1150RT)のことをよく「最強旅バイク」とかいうけど、WIDDER電熱ベストが加われば、まさに「無敵旅バイク」だね。

「らっせいみさと」から国道を418号、363号、257号とつないで走ってきたが、この山間路はまったくストレス無く走り抜けられる。国道257号線の愛知・岐阜県境付近に唯一残っていた狭小部分も、新しいトンネルが開通して、解消されていたよ。

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けれど路面の方はすでにかなりヤバくて、標高500mを越える峠はどこも黒々とした凍結の跡が見られた。特に稲武から伊勢神トンネルまでの区間(国道153号線)はすでに危険な感じだった。(気を付けてね)