年が明けて、フーンっと鼻息荒く
オートバイライディングこそ我がファーストプライオリティ!
などと息巻いてみたけど、実際には何の変化も起きていない。
一回もオートバイに跨っていないんだよ。よーよーよー!
○
「アウトライダー」という雑誌に
旅のエッセイがあって(というかこの雑誌はほとんどが旅ですがね)
そこにあった雪原の中をクネル道の写真に惹かれて
思わず買って帰ってきてしまった。
それは、「北太平洋シーサイドライン」の真冬の情景。
ヒトもクルマも何も無くて、
ただ整然と除雪された道が雪原の中を貫いている。
○
話はいつものようにデカクなるけど、
写真家の星野道夫は、東京の満員電車の中で
突然アラスカのクマの存在を身近に感じたと本に残していた。
ボクはこの冬の北太平洋シーサイドラインの写真に
強い旅情を感じる。
もっというと、雪と氷でまともに走れない真冬の情景と、
実際に北海道を走れない自分の感情がオーバーラップする。
やっぱこれは話がデカイな……
あんなに夢中で走り抜けた道路はいま雪の中。
いつかまた走れる日が来るのかな?
雪解けを待つ今日この頃ですな。