ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

夢は雪の原野を駆け巡り

2008年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

年が明けて、フーンっと鼻息荒く

オートバイライディングこそ我がファーストプライオリティ!

などと息巻いてみたけど、実際には何の変化も起きていない。

一回もオートバイに跨っていないんだよ。よーよーよー!

        ○

アウトライダー」という雑誌に

旅のエッセイがあって(というかこの雑誌はほとんどが旅ですがね)

そこにあった雪原の中をクネル道の写真に惹かれて

思わず買って帰ってきてしまった。

それは、「北太平洋シーサイドライン」の真冬の情景。

ヒトもクルマも何も無くて、

ただ整然と除雪された道が雪原の中を貫いている。

        ○

話はいつものようにデカクなるけど、

写真家の星野道夫は、東京の満員電車の中で

突然アラスカのクマの存在を身近に感じたと本に残していた。

ボクはこの冬の北太平洋シーサイドラインの写真に

強い旅情を感じる。

もっというと、雪と氷でまともに走れない真冬の情景と、

実際に北海道を走れない自分の感情がオーバーラップする。

やっぱこれは話がデカイな……

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あんなに夢中で走り抜けた道路はいま雪の中。

いつかまた走れる日が来るのかな?

雪解けを待つ今日この頃ですな。