ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとずうっとオートバイがいちばん好きだった

ニュータイヤの感触(PIRELLI DIABLO STRADA)

2008年06月17日 | R1150RT (2001) あお号

われらがあお号(R1150RT)の5セット目のタイヤ

PIRELLIのDIABLO STRADA。

このところメッツラーのZ6が続いてたから

ほんとに新鮮な感じだった。

インプレといってもボクは素人だし

Z6を基準としてといった感じになってしまう。

でも、RT乗る人だったらだいたい求めるものは

一緒だと思うから、気になる人は読んでみてね。

        ○

ぱっと見の印象は、とがったプロファイルで

ロールが軽そうな印象だけど

取り回しをはじめとして思ったほどの軽さはない、これはちょっと意外。

ただ旋回性は高くてバンク角を維持してグイグイ曲がろうとする性格。

荷重に対する反応は良いけど、

何となくでは、反応が鈍くて、割としっかりとした操作を求めてくる(Z6に比べてね)

だから、バンクを起こすのにもアクションが必要で

切り返しやレーンチェンジで粘るような感触がある。

その点ではZ6のイージーさと軽さは素晴らしいと思う。

DIABLO STRADAはZ6より

スポーツ志向が強く(あくまで比較しての話)ちゃんと操作に答えるタイヤ。

        ○

でも、DIABLO STRADAの最大の特徴は

路面の傷みや荒れ、いわいる外乱への強さだと思う。

Z6も外乱に強いといわれているが

DIABLO STRADAは間違いなく数段レベルが高い。

これにテレレバーがあれば無敵のフロントだ。

しっかりと荷重移動を求めてくるタイプのタイヤでも

外乱への心配が減れば、それは容易いこと。

路面の荒れはタイヤに任せて

ライディングの組み立てに専念できるタイヤだと思う。

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それにしても、このパターン。イタリアンアートだね。