アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

特定秘密保護法先取り?~黒塗りされた原発資料

2013年12月06日 | ドラミング
昨日、INET中継で、問題の「特定秘密保護法案」が参院特別委で強行採決される様子を見ていた。

その日になって官房長官から新たな監察組織などが示される中、これに対する何等の検討もなく、且つ、問題山積のまま強引に質疑を打ち切り、強行採決がなされる事態を目の当たりにして言葉を失った。

「政治は、国民のレベル以上のものにはなり得ない」との格言があるが、我々日本人も、あの程度のものかと思うとやり切れない。もう一度、委員会に差し戻して審議し直すか、廃案にするしかあるまい。

ところで、この法案を先取りする事態がすでに進んでいるのだという。



昨日のしんぶん赤旗に載った原子力規制庁による既存原発の資料隠しの実態。きわめて重要な資料を国民の目から隠して、どうして原発の安全性を担保できるのか?
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良質の家族の物語~ドラマ「いつか陽の当たる場所で」

2013年12月06日 | ギャラリー
乃南アサさんの同名小説を読んですっかり気に入って、それを原作にNHKが制作したドラマを(DVDで)見た。



1話50分、全10話の長丁場であったが、飽きることなく最後まで見ることが出来た。

ドラマは、当初こそ小説に沿って進行したが、中ほどからは、前科のある娘を持った家族の苦悩と、その再生がテーマとなっていた。



写真:主人公の芭子(はこ)が、かって可愛がっていたペットと再会したシーン。

従って、小説では、3.11に遭遇した主人公の脱出行などが重要なテーマとなっていたのだが、ドラマではまったく取り上げられることはなかった。

やはり、小説とドラマは「別物」との印象を持った。
ドラマをご覧になった方には、小説も合わせお読みになると、その成り立ちの違いやそれぞれの面白さを実感できるかも知れません。写真は、DVDから作成しました。
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