アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

不毛なマスターベーション~首相の靖国参拝

2013年12月27日 | ドラミング
何ともはや、思わず笑ってしまった。
この人の思考方法の幼稚さには、とてもついていけない。

今朝の新聞(朝日)に載った投稿川柳。

  ・ まねたのかやりたい放題三代目
  ・ 先人の築いた道がぬかるみに

自己が信ずる道があっても良い。
しかし、日本を代表する「公人」であってすれば、今、ここでやっていいことと悪いことは、しかと自覚してもらわねば困る。



この参拝で、隣国の対日強硬派を勢いづかせ、関係改善は難しくなったと言わざるを得ない。写真は、朝日デジタルから借用しました。
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中国版ロミオとジュリエット~「初恋の想い出」

2013年12月27日 | ギャラリー
先に見たフォ・ジェンチイ監督の「故郷の香り」がとても良かったので、引き続き、同監督が05年にリリースした掲題の作品を見た。

この映画の各シーンが中国語の学習教材、NHKラジオの「まいにち中国語」に取り上げられていた(10年10月~11年3月)からでもある。



物語~秀才の「ホウ・ジア」と美少女で男の子に人気のある「チー・ラン」は、同じ官舎に住む幼なじみで、相思相愛の仲であった。しかし、両家をめぐる確執から、交際を禁じられ悩みぬく。そして、いつしか心も離れて行ってしまうのだが・・・。

90年代の中国の田舎町を舞台に、本来、祝福されるべき恋人同士の交際と結婚が、互いの家の確執と対立から疎外されていく不条理がつらく、重くのしかかる。

それは、あたかも中国版「ロミオとジュリエット」と言っても良いだろう。現に、映画でも、主人公たちが本や映画でこれを自らになぞらえるシーンがある。(同書を読む「チー・ラン」)



いつの時代のどの社会にも、若い二人の想いを成就させない不合理が存在することを思い知らされる。映画は、ストーリーもキャスティングも納得の佳作だ。写真は、amazon.jp から借用しました。

蛇足:NHKの語学教材での扱いはどうなっていたのか。テキストを探し出してきて見てみた。



とこんな感じで、あるシーンが再現され、その邦訳の他、表現に特徴のある(下線)部分の解説がなされるというかたちであった。

上記部分の邦訳は、

 ホウ・ジアの母:受験に影響するから言わなかったけど
           もう、これ以上我慢できない。
           大学に行けば、たくさんの人と知り合える。
           誰と付き合おうと、母さんは何も言わない。
           卒業後は、遠くに就職してもいい。
           (直訳~もし、よそに配属になったら、わたしも一緒に行くわ)
 ホウ・ジア   :母さん、一体、何が言いたいの?
 ホウ・ジアの母:チー・ランとはダメよ。
 ホウ・ジア   :どうして?
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どの時代を取り戻す?~「特定秘密保護法」

2013年12月27日 | ドラミング
24日の新聞(朝日)に掲載された奈良岡朋子さんの談話。



国民の半数以上が反対する中で、有無言わせず通すという姑息な手段をとるのは、政治家の風上にも置けない。また、「日本を取り戻す」というのだが、どの時代の日本を取り戻すのか?

国民がわかるように、しっかり説明してもらいたいものだ。
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