アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

オバマ大統領の広島訪問

2016年05月26日 | ドラミング

現職の大統領として初めて広島を訪問するというオバマ氏は、米国内の世論を慮って(原爆投下への)謝罪はしないと伝えられている。

それは、大統領としての政治的立場であろうが、実際に被災地に立ち、且つ、資料館の展示を見た後でも尚、謝罪なしに済ますことができるであろうか

このイラストは、24日の新聞(朝日)が掲載した「核特集」のものだが、投下直後に限ってさえ、広島・長崎合わせ21万人もの人々が亡くなっている。

しかも、これらの人々は、戦争の遂行に直接関与していない民間人だったことを考えると、例え戦争とは言え原爆投下が正しかったなどと言えるはずはない。

小生は、長崎の資料館を拝見してその悲惨さに打ちのめされた。そのためもあって、その後の広島では、慰霊碑は訪れたが資料館に入ることができなかった。臆病者と笑われそうだが、原爆被害は、資料にさえ対峙することを忌むほどのすさまじさなのだ。

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