アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

永井紗耶子著「木挽町のあだ討ち」

2023年12月15日 | 読書三昧

 

2023年上半期第169回直木賞受賞作。
「小説新潮」2019~21年掲載、267頁。

美少年の菊之助はある雪の夜、芝居小屋のある木挽町で、父親を殺めた下男を斬り仇討ちを成し遂げたが、その真実とは・・・。

ミステリータッチの如何にも作り物臭い話に、少々げんなりしながら読んだ。手練手管も小説家の実力の内と思うが、度が過ぎるといただけない。

先に読んだ著者の「女人入眼」(第167回候補作)の方が、よほど良かった。

 

 

 

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