このなかなかの風格をした瓢箪形焼き締め花生け。
師匠ん家の庭に打ち捨てられてたものですが・・・
ゴン、ゴン、ゴン・・・
こうして叩き皿づくりに用います。
薪窯でかぶった自然釉が、最高のテクスチャーを残してくれるのです。
なんかごめんなさい。
へり上げをしてるのは、サチコさんの手です。
乱暴な仕事でちょうどいい感じ。
「なかなかの風格」を写し込んだ、叩き皿の出来上がり。
まるで魯山人です。
じゅうまんえん、と言い放っても、信じるヤツいそう。
さて、サチコさんのこの大傑作ですが、友人のお店の新装祝いに気前よくあげちゃったらしいですよ。
じゅうまんえん、と言い放っとけばよかったのに。
でも、いいのです。
いいものをあげる、って気持ちいい。
そして、かっこいい。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園