大矢さんから、自家栽培のゴーヤをいっぱいもらいました。
立派〜!
そこにいた生徒さんたちは全員、その夜はチャンプルーだったことでしょう。
今日、いよいよしはんも二本目のワクチン接種です。
明日はお休みですが、明後日まで熱が下がんなかったらぼんやり気味になるんで、木曜班はよろしくね。
その熱、コロナのせいじゃありませんからご安心を。
ところで、アップネタもマンネリ気味だし、このコロナワクチンってやつのメカニズムが面白いので、四回のコラム連載で簡単に説明してみるね。
科学もの書きマニアのコアネタだけど、興味を持ってもらえたらうれしいかも。
題して、
「mRNAワクチンって?第1話」
さて、ワクチンの前にまず、「ウィルス」について理解しておかなきゃならない。
ウィルスは、微生物である細菌などとは違って、呼吸も新陳代謝も自己複製(自発的に子孫をつくること)もしない、生物と無生物の中間にある物体なんだ。
その構造はシンプルかつ無機的で、ほぼDNA(自分のコピーをつくるための設計図)の入ったカプセルと言っていい。
能動的に動けないので、空中を浮遊して移動するしかない(生物というよりも、鉱物に近い)。
ところが、これが生物の体内に入り込むや、寄生先の細胞のDNAに働きかけて自分のコピーをつくらせ、増殖して(させて)いく。
増えに増える。
やがておびただしいウィルスにおかされた寄生先の生物は、せきやくしゃみをさせられる。
あるいはうんちや、さいあく死んで腐って体液を垂れ流すことで、体内のウィルスをさらに世界中にばらまかされることになる。
かくてウィルスは大繁栄する、というわけ。
・・・ふむー、無生物が書いたにしては、うまいプロット(台本)だ。
上記したように、ウィルスは生物とは言えないので、毒では殺せない。
蚊取り線香でも、殺虫剤でも、いわゆる「殺菌作用」のやつでも無理。
生きていないから、死なないのだ。
つまり、壊すしかない。
なので人類は、アルコールで彼らを溶かして、浸透を防御するんだね。
だけど、一度体内に入ってしまったものはどうすることもできないので(お酒を飲んでもだめなようだ)、ワクチンを、というわけなんだった。
つづく
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園