中秋の名月と土星が接近しているシーンを深夜に撮影しました。
キヤノンEOS Ra+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm) ISO200 F8 露出1/500~1/8秒
三脚使用 Photoshop2024にてレタッチ(コントラスト調整など) トリミングあり
20~21時台は雲が広がったため、撮影を半ば諦めてましたが、22時台後半になって
両天体が雲間に入ったところを何とか撮影できました。
ほぼ満月だったので、その光度はマイナス12.7等である一方、土星の方は0.6等で
明るさの違いは実に約21000倍もあります。土星がしっかり写るような露光量だと
月が完全に露出オーバーになって模様が分からなくなるほど白飛びしてしまうので、
グラデーションND16フィルターを使った上に±3段のHDR撮影を行うなどの工夫を
してみましたが、撮って出し画像では双眼鏡を用いて見た感じのイメージには
遠く及ばず、結局のところ画像処理の力を借りて仕上げることになったのでした。
肉眼でも月と土星はバランスよく見えたんで、毎度のことながら人の眼(脳?)って
優秀だなぁーって感心させられます。
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