みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

さくらんぼ見っけ

2006年06月07日 22時38分16秒 | 草木をめでる
cherry01.jpg: さくらんぼ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/60s), -0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

春に桜を見に行った公園を訪れました。

葉陰をのぞいてみると、傘のように葉をかぶって、さくらんぼが実っていました。実は葉に接する部分だけが赤く、下半分はまだ黄色いままでした。

ソメイヨシノも立派な桜。ちゃんとさくらんぼがなるようです。ただ、さくらんぼと言っても、食べるような大きな実ではありません。小指の爪ほどの、本当に小さなさくらんぼです。

さくらんぼは、元々この程度の大きさだったのでしょう。それを人間が栽培し、長い長い年月をかけて品種改良を重ね、今お店に並ぶような大きな実を付けるようになったのでしょう。

cherry02.jpg: さくらんぼ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/400s), +0.7EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

日なたに出ている実は、もう真っ赤に色づいていました。

cherry03.jpg: さくらんぼ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/500s), +0.7EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

この実は、器用に軸を曲げて日の当たる方向に顔を出しています。実も日の光を求めるのでしょうか。

葉の表側から撮ると、植物に秘められた生命力や意思を感じます。男性的で力強く、燃えるようなエネルギーに圧倒されます。

cherry04.jpg: さくらんぼ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/80s), -0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

やっぱり葉裏から撮りたい気分。緑の葉を透かして柔らかく降り注ぐ女性的な光に包まれていると心が落ち着きます。

表と裏でこんなに表情が違うなんて、植物って不思議。

撮影を振り返って


私の個人的好みとしては、3番目の写真 (cherry03.jpg) はあと2/3段か1段プラス側に露出補正して太陽のまぶしさを演出するほうが好きですが、そうすると葉っぱの緑色が淡くなってしまいます。くっきり鮮やかな緑色を出そうとすると、このくらいの露出が適当かな、という感じです。

今回の撮影では、残念ながら実が少ない上に色づき始めたばかりで、あまり被写体や構図を選べませんでした。もう一度行ってみようかな。



今年の桜を集めた目次は → こちら


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月7日の記事は → 「びわの実レポート・2

【みぃのつぶやき】 今年はびわの実も色づくのが遅いようです。都会で暮らしていると気づきませんが、やっぱりこの冬から春にかけては寒かったのかな。

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