みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

青いガラス細工

2006年06月11日 17時23分49秒 | 草木をめでる
hydrangea08.jpg: 青いアジサイ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/1250s), +0.7EV (Spot metering), ISO800, WB=Sunny (-1), f=32mm (35mm-equivalent: 48mm)

なばなの里のアジサイ園に来ました。ホンアジサイが満開を迎え、ころころと丸い花が辺り一面を埋め尽くしています。

hydrangea09.jpg: 青いアジサイ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=11.0, SS=1/500s), +0.3EV (Matrix metering), ISO800, WB=Sunny (-1), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

アジサイの青い花と、透明感ある淡い緑色の葉っぱが涼しげです。

ギラギラと路面を焼く日差しに照りつけられていても、アジサイのそばにいると、打ち水をしたように涼やかな気分に浸れます。

hydrangea10.jpg: 青いアジサイ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=13.0, SS=1/400s), +0.3EV (Matrix metering), ISO800, WB=Sunny (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

真夏の到来を予告する強い日差しを受けて、アジサイの玉がガラス細工のようにきらめいています。触れたら、パキパキと乾いた音を立てて粉々に砕けてしまいそうです。

今回の反省


ISO感度が800になっちゃってます。

はぁ……。とんだ失敗です。

温室で花を撮っている間もずっとISO800に設定されていたと気づいたときは、全身の力が抜ける思いでした。

なばなの里に出かける前の日に室内で物撮りしたのですが、そのときにISO感度を800に設定して撮影していました。通常なら撮影後に200に戻すのですが、なぜか戻すのを忘れていて、翌日ISO800のままアジサイの撮影に入ってしまいました。

ISO800に設定されていることには、不覚にも、ホタルの光跡を撮影しようとISO感度を設定し直すまで気づきませんでした。

普段私が撮りたいと思っているのは光です。花を撮っているようで、実際には光を撮っていることが多いです。当然、色のグラデーションをきれいに出したい場面ばかりであり、ISO感度を低くして撮るべきです。

その日は、アジサイを撮りながら「今日はシャッタースピードが速いなぁ」と感じていました。よく晴れた昼間だからシャッタースピードが上がるんだろうと一人合点。数日前まで曇天や夕方での撮影が多く、晴天下でのシャッタースピードになじんでなかったことも見落としを後押しします。よくよく考えてみれば、今まで晴れた日に撮影してきたときもシャッタースピードが1/1000s以下になることはほとんどなかったのにね。

幸い、明るい場所で撮った写真では、ISO800への増感によるノイズや色むらで絵の雰囲気が壊れることはありませんでした。でも、それは結果論。本来はISO200で撮るべきでした。撮影前にすべての設定項目を再確認する習慣をつけないと。



なばなの里の目次は → こちら

あじさいソフトクリーム」 ← なばなの里の前の記事はこちら。
なばなの里の次の記事はこちら → 「せせらぎに踊る


(6月12日追加) 目次へのリンクを追加しました。


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月11日の記事は → 「びわの実レポート・3

【みぃのつぶやき】 実家のびわの実は、ようやく少し黄色く色づいてきたようです。

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