昨日の記事で、目の疲れを軽減するために仕事中に画面の背景を黒に設定していることを紹介しました。「私も背景を黒くしたい」という人のために、設定手順を紹介しておきます。
Microsoft Wordには、文書作成画面の背景を黒くするオプションがあります。Word 2000での設定方法は以下のとおりです。
他のバージョンのWordでも、同様のオプション設定ができるはずです。
さらに、Windows XPで表示されるウィンドウをすべて黒背景に設定するには、以下のようにします。
この場合は、Wordなどのアプリケーションで個別に設定しなくても、ウィンドウの背景がすべて黒になります (見慣れない配色のせいで、最初は気分が落ち着きませんが)。
私の場合は、仕事中に使うアプリケーションが特定のものに偏っているので、アプリケーションごとに個別に黒背景に設定しています。使おうとするアプリケーションで背景を個別に設定できない場合は、Windows全体の画面設定を変更するしかありません (実際の操作については上記の手順を参照してください)。
Webサイトや文書によっては、文字の色を黒に固定している場合があります。ウィンドウの背景を黒に設定した状態でそのようなWebサイトや文書を表示させようとしても、黒い背景に黒い文字が表示されることになり、文字は見えません。本来、通常のビジネス文書では本文の文字色を指定する必要はなく、デフォルトの色に設定しておけばいいのですが、なぜか明示的に文字色を黒に設定して文書を作成する人がいるのが実情です。
Eメールでも同様の問題が発生します。上記のWindowsの配色設定を行うと、色が指定されていない文字が白で表示されるようになります。しかし、HTML形式のEメールの中には背景が白に固定されているものがあります。そのようなEメールを開くと、白い背景の上にデフォルト色 (白) の文字が表示され、文字が見えなくなってしまいます。この問題は、Eメールを常にテキスト形式で開くようにオプションを設定すれば解決します。
Outlook ExpressでEメールを常にテキスト形式で開くように設定するには、以下のようにします。
黒背景に設定しない場合でも、セキュリティー上の理由から、Eメールを常にテキスト形式で開くオプションを設定することをお勧めします。
関連記事:
2006年6月5日: 目が疲れにくい画面設定
2006年5月29日: パソコンと網膜剥離
2005年7月17日: 超高粘度タイプの目薬
Microsoft Wordを黒背景に設定する方法
Microsoft Wordには、文書作成画面の背景を黒くするオプションがあります。Word 2000での設定方法は以下のとおりです。
- Wordの [ツール] メニューから [オプション] を選択します。[オプション] ウィンドウが開きます。
- [全般] タブの [背景色を黒にする] にチェックマークを付けます。
- [OK] ボタンを押します。
他のバージョンのWordでも、同様のオプション設定ができるはずです。
全ウィンドウを黒背景に設定する方法
さらに、Windows XPで表示されるウィンドウをすべて黒背景に設定するには、以下のようにします。
- タスクバーの [スタート] メニューから [設定] → [コントロール パネル] を選択します。[コントロール パネル] ウィンドウが表示されます。
- [コントロール パネル] ウィンドウで [画面] をダブルクリックします。[画面のプロパティ] ウィンドウが表示されます。
- [画面のプロパティ] ウィンドウで [デザイン] タブを選択します。
- [配色] で [ハイコントラスト 黒] を選択します。
- [OK] ボタンを押します。
- [コントロール パネル] ウィンドウを閉じます。
この場合は、Wordなどのアプリケーションで個別に設定しなくても、ウィンドウの背景がすべて黒になります (見慣れない配色のせいで、最初は気分が落ち着きませんが)。
私の場合は、仕事中に使うアプリケーションが特定のものに偏っているので、アプリケーションごとに個別に黒背景に設定しています。使おうとするアプリケーションで背景を個別に設定できない場合は、Windows全体の画面設定を変更するしかありません (実際の操作については上記の手順を参照してください)。
注意
Webサイトや文書によっては、文字の色を黒に固定している場合があります。ウィンドウの背景を黒に設定した状態でそのようなWebサイトや文書を表示させようとしても、黒い背景に黒い文字が表示されることになり、文字は見えません。本来、通常のビジネス文書では本文の文字色を指定する必要はなく、デフォルトの色に設定しておけばいいのですが、なぜか明示的に文字色を黒に設定して文書を作成する人がいるのが実情です。
Eメールでも同様の問題が発生します。上記のWindowsの配色設定を行うと、色が指定されていない文字が白で表示されるようになります。しかし、HTML形式のEメールの中には背景が白に固定されているものがあります。そのようなEメールを開くと、白い背景の上にデフォルト色 (白) の文字が表示され、文字が見えなくなってしまいます。この問題は、Eメールを常にテキスト形式で開くようにオプションを設定すれば解決します。
Outlook ExpressでEメールを常にテキスト形式で開くように設定するには、以下のようにします。
- Outlook Expressの [ツール] メニューから [オプション] を選択します。[オプション] ウィンドウが開きます。
- [読み取り] タブの [メッセージはすべてテキスト形式で読み取る] にチェックマークを付けます。
- [OK] ボタンを押します。
黒背景に設定しない場合でも、セキュリティー上の理由から、Eメールを常にテキスト形式で開くオプションを設定することをお勧めします。
関連記事:
2006年6月5日: 目が疲れにくい画面設定
2006年5月29日: パソコンと網膜剥離
2005年7月17日: 超高粘度タイプの目薬
蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年6月6日の記事は → 「飛行船だ!」 【みぃのつぶやき】 今年は飛行船を見つけられませんでした。もう通り過ぎてっちゃったのかもなぁ。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |