アングルファインダーをのぞき込んでいると水平や垂直の感覚が鈍くなってしまい、カメラが傾いていることに気づかずに傾いた写真を撮ってしまうことがあります。そのため、アングルファインダーを使って撮影するときには、水平や垂直に特に神経を使わなければなりません。
中途半端に傾いた写真にならないように、水準器 (レベラー) を買ってきました。この水準器は、カメラのアクセサリーシュー (フラッシュを取り付けられる場所) に取り付けて、カメラが水平かどうかを確認できます。
アングルファインダーを使って撮影する場合でも、片目でアングルファインダーをのぞきこんで構図を決め、もう片方の目でこの水準器を見て水平を確認して構図を微調整すれば、水平の感覚が鈍くなっていても大丈夫。
と、いいことずくめのように見えますが、この水準器がまたくせものです。
角がとがってるんです!
画像で分かるとおり、鋭利な刃物とまではいきませんが、かなり鋭いです。
悪いことに、撮影中にファインダーをのぞき込むと、この水準器がちょうど額の辺りに来ます。うっかり水準器が額に当たると、天下御免の向こう傷を作ってしまいます。肩に桜吹雪を入れているわけでもないのに、そんな傷ができても困ります。そのほか、ちょっとしたはずみで腕に当たってミミズばれを作ったり、服を引っかけたりする危険性もあります。
水準器は顔の真ん前に来るのですから、最初から角を丸く落としておいてくれればいいのですが、カメラ用品メーカーにそこまでの配慮はないようです。(ついでに、中の液体がマリンブルーで、マンボウでも浮いてるともっとかわいい♪)
では、角の丸い水準器はこの世に存在しないかというと、ドイツのCULLMANNという会社が作っています (製品番号0078 Wasserwaage)。岡嶋和幸氏が使用されている水準器も、形から察するにCULLMAN製だと思います。
なお、CULLMANNはドイツ語の発音に従えば「クルマン」と読むところでしょうが、日本ではクルマンやカルマンと呼ばれています。Google検索するときには、クルマンの他にカルマンでも検索してみてください。日本では「スプリットレベル」という名称で売られているようです。
最初はこの角が丸い水準器を探していたのですが、残念ながら私の行動範囲にあるカメラ屋さんには置いてありませんでした。
仕方ありません。角がとがった水準器を買って、自分で面取りしましょう。角の丸い水準器を根気強く探してもいいんですが、そうするといつまでも実際の撮影に水準器を使えませんから。
まず調達すべきはヤスリ。決して爪を研ぐわけではありません。
ホームセンターのヤスリ売り場に行くと、とにかくたくさんの種類が並んでいます。面取りが目的なので平ヤスリを買うことは決まっていますが、削る素材によって何種類ものヤスリがあるとは思っていませんでした。
今回削るのはプラスチックですが、ヤスリなんてめったに使うものではないので、他の機会にも広く利用できるほうがお得です。万能ヤスリを選びましょう。
万能ヤスリは目が3方向に切ってあり、鉄も木もプラスチックも削れます。もちろん爪も削れますが、今回買ったヤスリは目が粗いのでお勧めしません。
水準器の角をヤスリでガリガリ削ること20分少々。
何とか角を落とすことができました。素人作業のせいで少し不格好ですが、泣く子も黙る三日月形の傷をおでこに作ってしまう不安は解消されました。バッグの中で他の荷物を傷つけちゃう心配もないしね。
中途半端に傾いた写真にならないように、水準器 (レベラー) を買ってきました。この水準器は、カメラのアクセサリーシュー (フラッシュを取り付けられる場所) に取り付けて、カメラが水平かどうかを確認できます。
アングルファインダーを使って撮影する場合でも、片目でアングルファインダーをのぞきこんで構図を決め、もう片方の目でこの水準器を見て水平を確認して構図を微調整すれば、水平の感覚が鈍くなっていても大丈夫。
と、いいことずくめのように見えますが、この水準器がまたくせものです。
角がとがってるんです!
画像で分かるとおり、鋭利な刃物とまではいきませんが、かなり鋭いです。
悪いことに、撮影中にファインダーをのぞき込むと、この水準器がちょうど額の辺りに来ます。うっかり水準器が額に当たると、天下御免の向こう傷を作ってしまいます。肩に桜吹雪を入れているわけでもないのに、そんな傷ができても困ります。そのほか、ちょっとしたはずみで腕に当たってミミズばれを作ったり、服を引っかけたりする危険性もあります。
水準器は顔の真ん前に来るのですから、最初から角を丸く落としておいてくれればいいのですが、カメラ用品メーカーにそこまでの配慮はないようです。(ついでに、中の液体がマリンブルーで、マンボウでも浮いてるともっとかわいい♪)
では、角の丸い水準器はこの世に存在しないかというと、ドイツのCULLMANNという会社が作っています (製品番号0078 Wasserwaage)。岡嶋和幸氏が使用されている水準器も、形から察するにCULLMAN製だと思います。
なお、CULLMANNはドイツ語の発音に従えば「クルマン」と読むところでしょうが、日本ではクルマンやカルマンと呼ばれています。Google検索するときには、クルマンの他にカルマンでも検索してみてください。日本では「スプリットレベル」という名称で売られているようです。
最初はこの角が丸い水準器を探していたのですが、残念ながら私の行動範囲にあるカメラ屋さんには置いてありませんでした。
仕方ありません。角がとがった水準器を買って、自分で面取りしましょう。角の丸い水準器を根気強く探してもいいんですが、そうするといつまでも実際の撮影に水準器を使えませんから。
まず調達すべきはヤスリ。決して爪を研ぐわけではありません。
ホームセンターのヤスリ売り場に行くと、とにかくたくさんの種類が並んでいます。面取りが目的なので平ヤスリを買うことは決まっていますが、削る素材によって何種類ものヤスリがあるとは思っていませんでした。
今回削るのはプラスチックですが、ヤスリなんてめったに使うものではないので、他の機会にも広く利用できるほうがお得です。万能ヤスリを選びましょう。
万能ヤスリは目が3方向に切ってあり、鉄も木もプラスチックも削れます。もちろん爪も削れますが、今回買ったヤスリは目が粗いのでお勧めしません。
水準器の角をヤスリでガリガリ削ること20分少々。
何とか角を落とすことができました。素人作業のせいで少し不格好ですが、泣く子も黙る三日月形の傷をおでこに作ってしまう不安は解消されました。バッグの中で他の荷物を傷つけちゃう心配もないしね。
蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年6月27日の記事は → 「銀座餅」 【みぃのつぶやき】 小さい頃から、さくさくした揚げせんべいが好きです。胃腸が弱くて、天ぷらやフライなどの揚げ物は苦手になりましたが、調子のいいときはおやつに揚げせんべいを食べたくなります。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |