みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

アングルファインダー

2006年06月25日 19時04分32秒 | IT・デジタル
私は普通に顔の前にカメラを構えるほかに、下から見上げるアングルや陰に回りこむようなアングルから撮影することも多く、撮影にはアングルファインダーが欠かせません。

アングルファインダーは潜望鏡のような形をしていて、レンズの光軸と直角の方向からファインダーをのぞくことができます。

camera04.jpg: D70sにアングルファインダーDR-6を装着

アングルファインダーは、この写真のようにカメラのファインダー部分に取り付けます。アングルファインダーを使うと、ファインダーを上からのぞけるようになり、ローアングルでの撮影がとても楽になります。

アングルファインダーの鏡筒は360度回転させることができます。

camera05.jpg: アングルファインダーを左に90度傾ける

90度左に傾けてみました。ちなみに、下に敷いてあるのはミッフィーの毛布です。かぁいい♪

夕暮れの風景を撮影したときも、地面から50cmくらいの高さから少し上を見上げる角度にカメラを構えて撮りました。アングルファインダーがなければ、地面にはいつくばって上目遣いにファインダーをのぞき込むか、寝転がった姿勢から首を少し起こしてファインダーをのぞき込まなければなりません。そんな不安定な姿勢でカメラを構えていると体がぷるぷる震えてしまい、ブレは避けられません。はたから見れば変な人ですし、もちろん、服や髪も汚れてしまいます。

そんな状況でも、アングルファインダーさえあれば、しゃがんでカメラをひざの上に載せた姿勢で楽にファインダーをのぞき込むことができます。

写真を撮るときにカメラが傾いていると、撮影した写真も傾いてしまいます。もちろん、意図的にカメラを傾けている場合はそれで構わないのですが、意図せずにカメラが傾いている状態で撮影すると、中途半端なイメージの写真になってしまいます。

写真を撮るときにカメラが傾いていると、撮影した写真も傾いてしまます。もちろん、意図的にカメラを傾けている場合はそれで構わないのですが、意図せずにカメラが傾いている状態で撮影すると、中途半端なイメージの写真になってしまいます。

たいていは、ファインダーから見える建物や地面を頼りに水平や垂直を出し (水平や垂直を合わせ) ます。しかし、通常はカメラを顔にぴったりと付けた姿勢で撮影するのに対し、アングルファインダーを使う場合はカメラが自分の体から離れており、カメラが傾いているかどうかが分かりにくくなります。

そのため、アングルファインダーを使って撮影するときには、水平や垂直に特に神経を使わなければなりません。

camera06.jpg: D70sに水準器を装着

そんなときの強力な助っ人が水準器 (レベラー) です。この水準器は、カメラのアクセサリーシュー (フラッシュを取り付けられる場所) に取り付けて、カメラが水平かどうかを確認できます。

片目でアングルファインダーをのぞきこんで構図を決め、そのままもう片方の目でこの水準器を見て水平を確認して構図を微調整すれば、水平の感覚が鈍くなっても大丈夫。

と、いいことずくめのように見えますが、この水準器がまたくせものです。

(続く)




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月25日の記事は → 「アジサイ見っけ ヾ(≧∇≦)〃

【みぃのつぶやき】 梅雨というのに、今年も雨が少ない感じがします。今日になってようやく雨の気配。こんなに雨が少なくて大丈夫でしょうか。真夏に水不足にならなければいいのですが。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

ざぱっ、ざぱっ

2006年06月24日 17時14分29秒 | 光と空間

夕日のオレンジ色と水の藍色 (あいいろ) を混ぜると、黄金色。

いつも穏やかな表情を見せる川面は、今日も三角形の波を作ってゆらゆら。

ざぱっ、ざぱっ。

波は、いたずらっ子のように岸に寄せては一人遊び。

また来たよ。

一人で来たよ。

川に会いに。

風の香りをかぎに。

立ち止まらないと見えない景色。

立ち止まらないと聞こえない音。

立ち止まれた幸運。



撮影データ:
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=13.0, SS=1/500s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月24日の記事は → 「びわの葉茶を作る・2 (葉を洗って干す)

【みぃのつぶやき】 びわの木に小鳥が訪れては、どんどん実を食べてしまいます。ひとつの実を最後まで食べきってくれればいいのですが、多くの実を少しずつかじるので困ります。そろそろびわの収穫をしたほうがいいかな?

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

日暮れ時の影

2006年06月23日 19時42分11秒 | 光と空間

家路を急ぐ高校生。

かごに野菜を満載した自転車をこぐおばさん。

犬を連れて歩くおじさん。

喚声を上げる子供。

トレーニングウェア姿で駆け抜けていく女性。

夕暮れ時に浮かぶ影いろいろ。



撮影データ:
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=14.0, SS=1/800s), 0.0EV (Spot metering), ISO800, WB=Flash (+0), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

今回の反省


このときも物撮り後にISO設定を戻すのを忘れて、ISO800で撮っちゃってます。シャッタースピードには余裕があるので、ISO200まで落としてもよかったのに。


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月23日の記事は → 「びわの葉茶を作る・1 (葉を干すハンガーを作る)

【みぃのつぶやき】 昨年作ったびわの葉ハンガーは捨てずに残してあります。今年も葉を採れたらびわの葉茶を作りたいから。

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こくこく、ぶんぶん、ゆさゆさ

2006年06月22日 17時04分00秒 | いのち
flower066H.jpg: ネズミモチの花
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=9.0, SS=1/60s), +0.7EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

米粒のように小さくて白いつぼみをたくさんつけた木を見つけました。探してみると、白い花が咲いている房もありました。4つに分かれた花びらの中から、黄色い花粉をつけた雄しべが2本顔を出しています。

初めて見たときは名前も分かりませんでしたが、後に別の公園でネズミモチだと知りました。

花の房がゆらゆら揺れると思ったら、ずんぐりむっくりとした愛嬌ある虫がいました。

bee000.jpg: ネズミモチの花に止まるクマバチ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=5.0, SS=1/100s), -0.7EV (Matrix metering), ISO1250, WB=Cloudy (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm), Cropped

クマバチ発見!

クマバチを見つけたのは、先月藤の花に止まっているところを見かけて以来のことです。道端で偶然友達に再会したように心が躍ります。よく見ると、この蜂のお尻は花粉で黄色くなっています。

クマバチは、虎の毛皮のような色をしたふかふかのボレロを肩にまとい、ぶーんと飛んでは花の房に止まります。

堂々たる体格のクマバチが止まった房は大きくしなり、クマバチが来たよと言わんばかりに派手に揺れます。

クマバチは、花が揺れるのも構わず、お気に入りの花にもぞもぞと顔をつっこみます。やがて羽を休め、お尻をこくんこくんと脈打たせて蜜を吸います。

蜜を吸ってしまうと、また羽を羽ばたかせて次の花を探しに飛び立ちます。

「ばいばい」

花の房はまた派手に揺れてクマバチを見送ります。

花から花へぶんぶんぶんぶん。

止まってもぞもぞ。

蜜をこくこく。

近くの花へぶーん。

お目当ての花がゆさゆさ。

また蜜をこくこく。

今度は少し離れた花を探しに、ぶいーん。

また房を派手にゆさゆさ。

こくこく。

ぶんぶん。

ゆさゆさ。

こくこく。

ぶんぶん。

ゆさゆさ。

人間に比べればとっても小さな命ですが、与えられた命をまっとうすべく、食糧確保に奔走しています。

bee001.jpg: ネズミモチの花に止まるクマバチ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=6.3, SS=1/160s), -0.7EV (Matrix metering), ISO1250, WB=Cloudy (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

働き者のクマバチは、夕日が水平線に沈みかけても、まだせっせと仕事に励んでいました。

関連記事: 今年見たクマバチ
1回目: 藤で (5月11日の記事)
2回目: ネズミモチで (今日の記事)

クマバチのことを、英語ではcarpenter beeと言います。直訳すると「大工の蜂」。木に穴を開けて卵を産みつけることから大工の名前が付いたのでしょうか。

(6月30日追記) その後、ラベンダーの花でもクマバチとミツバチを見つけました。2006年6月30日から連載で紹介しています。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月22日の記事は → 「夜の港で

【みぃのつぶやき】 ざぷっ、ざぷっと波が寄せる岸壁。夜の海は真っ黒で、ちょっと怖い。

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雑草の綿毛ぽふぽふ

2006年06月21日 16時20分40秒 | 草木をめでる
plant003.jpg: 雑草の綿毛
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=4.5, SS=1/30s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Shade (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

ぽふぽふした綿毛。

道端の雑草が、ふかふかした綿毛をつけていました。この綿毛が風に乗って種を広めるのでしょう。この草も、始めはこうやってどこかから飛んできたのでしょう。

排気ガスが渦巻く都会の片隅に根を下ろすことになった種が必死に背を伸ばし、葉を広げ、花を咲かせ、種をつけました。雑草も、子孫を増やそうと懸命です。

plant004.jpg: 雑草の綿毛
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=7.1, SS=1/20s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

綿毛の大きさは指先の爪ほど。茎の背は高く、1mから1.5mくらいあります。葉は細長い形をしています。

綿毛の格好はタンポポに似ています。タンポポと同じキクの仲間だと思いますが、名前は分かりませんでした。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年6月21日の記事は → 「びわの葉と種も有効利用

【みぃのつぶやき】 去年は、びわの種を粉にして夕食に食べていましたが、毎日食べても冬まで持ちました。なくなっちゃった後、何だか少しさみしかったなぁ。

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