みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

日よけのおまけ

2008年07月25日 23時12分12秒 | デイリーお気楽グルメ
夏の強烈な日差しを避けるために植えたゴーヤが花をつけ、実を太らせてくれました。

待ちきれずに1個収穫~♪

プランターに植えた割には大きく育ったでしょ。隣に置いた500mlのペットボトルと比べてみてね。

vgtbl007.jpg: ゴーヤの花が付いていた部分

実の先っぽには、花の名残が見えます。

この実は、薄くスライスしてサラダにしました。

受付のおまけ

2008年07月24日 22時52分26秒 | 日常のあれこれ
(受付業務に挑戦するまでの経緯はこちら)

受付業務を通じて、自信を得ただけでなく、ほかの副産物も転がり込んできました。

よい姿勢を長時間キープできるようになったこと。

今までも、仕事中の姿勢には気をつけていました。普段は一日中パソコンに向かう仕事をしています。目にかかる負担を減らすためにディスプレイの高さや画面の明るさを調節し、腱鞘炎 (けんしょうえん) を防ぐためにキーボードやイスの高さを調節しています。しかし以前は、作業中に画面に集中するあまり前かがみになることも多く、首や肩が痛くなりがちでした。

体に負担はかけられない、と仕事中の姿勢を見直し、背筋を伸ばして頭の重さを背骨に垂直に落とすように心がけました。最初は背筋を伸ばすのがつらいこともありましたが (おそらく筋力が落ちていて体を支えきれなかったのでしょう)、毎日姿勢を意識しながら仕事をしているうちに、背筋を伸ばした状態を維持できるようになりました。

そこで、今回の受付業務です。

周りの人から見られていると意識することで、自然と背筋が伸びます。普段の仕事で正しい姿勢を保持するように心がけていたおかげで、受付カウンターでもきれいな姿勢を楽にキープできました。目の前で名刺交換が始まったときは、30分、1時間と同じ姿勢を維持し続けることになりましたが、姿勢筋はちゃんと機能してくれて、笑顔もキープできましたし、話の内容に応じてパンフレットをお渡ししたりメモ用にペンを差し出したりと気配りする余裕もありました。(ツッコミも入れてきました。えへへ。)

姿勢筋が強化されたことが、今回の受付業務の「おまけ」かな。

ただし、同じ姿勢を続けているとお尻の同じ場所に体重がかかり続けてしまいます。近くに人がいないときには、ときどき腰を背もたれに預けたり (背中全体でもたれかかるのは、さすがに見た目が悪いです)、前後左右に体重を移動したりしたほか、座ったまま かかとやつま先を上げ下げしたりしました。

あこがれの職業

2008年07月23日 19時00分51秒 | 明日への一歩
母は若い頃、デパートの店員になりたかったそうです。ほかに就きたかった職業はスチュワーデス。今はキャビンアテンダントと呼びますね。当時の女性のあこがれの職業でした。もうひとつ あこがれていた職業がモデル。

私もファッションモデルにはあこがれます。ほかに、受付係など、お客様をお迎えする仕事も好きです。人見知りをするくせに。おまけに、性同一性障害 (GID) MTF*のくせに。

*MTF …… Male To Femaleの略。体は男性 (male) として生まれたが、自分を女性 (female) だと認識している人。


その受付係を務めたいという願望が先日かないました (受付業務に挑戦するまでの経緯はこちら)。もちろん女性として受付係を務めてきました。めっちゃ楽しかったよー。残念ながら受付「嬢」と呼ばれる年齢を超えてしまった感がありますが。

今でこそ、楽しかったと はっきり言えますが、受付係に応募する前も応募した後も、期待と不安で胸がいっぱいでした。

応募は、元の性別を伏せたまま、メールで行いました。果たして何が起こるのか、不安で不安で仕方ありませんでした。ひょっとすると、またつらい経験を積み重ねることになるかも知れません。頭の中は受付業務のことでいっぱいで、普段の仕事は全然手につきませんでした。受付の仕事はすごく楽しみでしたが、すごく緊張もしていました。期待と不安で心が押し潰されそうでした。でも、前に進むと決意しました。新しい一歩です。一歩目は誰でも不安でしょうし、たいていの場合、その不安は考えすぎでしょうから。

そんなとき、女友達が「受付業務は楽しいよ」と励ましてくれました。過去に何度も受付業務をこなしてきて、私の性格も知っている友達です。その友達からのメールを何回も読み返して力に変えました。

なじみの病院の看護師さんも励ましてくれました。間近で顔をまじまじと見て「肌、きれい」と言ってもらえれば、自信につながります。

ファッションも変えることにしました。あちこちのお店を回って、今までと違うイメージの服や靴をいくつも買い、古いものを処分しました。次第に不安が薄くなり、楽しみが大きくなってきました。受付だけでなく、ほかの接客の仕事もしてみたくなりました。カフェで働くのもいいと思い始めました。

幸い、性別を詮索 (せんさく) されることもなく、無事に受付に収まることになりました。担当する日と時間帯も正式に決まり、いよいよ迎えた受付業務の初日。最初はおっかなびっくりでしたが、来場者を数人迎えるうちに慣れました。

自らの希望で受付係を務めましたが、私は人見知りをします。初めての人に話しかけることが苦手です。できれば、言葉を交わさずに済ませたいです。

でも、いつまでも人見知りのままじゃいけない。

殻を破ろうと、控え室ではスタッフに積極的に挨拶 (あいさつ) をしたり話しかけたり、好意を受けたら丁重にお礼を言ったりと、努力しました。どれも当たり前のことと言えば当たり前のことですが、私にとっては苦手なことばかりです。

世間話をしたり、ボケをかまして笑いを取ったり……。打ち解けてきたら、私が人見知りをすることも話しました。信じてはもらえませんでしたが。普通に考えれば、人見知りする性格の人が嬉々として受付係に就くとは思えないでしょう。しかし、私に言わせれば、人見知りをすることと人をお迎えすることは別です。見知らぬ人に話しかけるのは苦手ですが、来場されたお客様をお迎えするのは楽しいのです。

私から積極的に話しかけたスタッフの中には、私と同じように人見知りの人もいました。何でも、なかなか人に話しかけられずに気まずくなりそうな雰囲気のところで私から話しかけられて嬉しかったとか。そう言ってもらえると、私としても嬉しいものです。(それにしても、どうしてそんな人がこの仕事に応募したかは疑問です。私も人のことは言えないのですが。)

私は、すっかり受付の仕事を楽しんでいました。

何を着ていこうか、前日の夜からわくわくしながら悩んでいました。

期待と不安で胸がいっぱいだったことが嘘 (うそ) のようです。

不安に勝ちました。

友達と温かいスタッフの助けを借りて、新しい扉を開くことができました。私と普通に接してくださった数多くの来場者の方々のおかげで、自分をひとりの人間として認めることができました。受付業務をこなせたことは、私にとって大きな自信になりました。多くの人に支えられました。ありがとうございました。

社会との接点を持てば、免許証を書き換えたときのように傷つけられることもあります。それでも、多くの人と接して、受け入れられる経験を積むことが大事だと実感しました。

大きな収穫がありました。

たまたま見つけた種から小さな芽が育ち、何物にも代えられない大切な実がなりました。小さな実ですが、ずっしりと重い、大切な大切な実です。

挑戦してよかった。また受付の仕事をしたい。

今はそう思います。強く強く思います。

(追記) 新しい世界に進もうとする私に、友達がプレゼントをくれました

大輪の花火

2008年07月22日 23時10分03秒 | 気ままにお出かけ
hanabi087C.jpg: みなと祭の花火
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5), Manual exposure (F=6.3, SS=1.0s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=10mm (35mm-equivalent: 15mm), Cropped

巨大な花火が来るかとカメラを縦に構えて撮影していたところ、写真の上部が空いてしまったので、上部をトリミングして正方形に整えてみました。正方形の構図も面白い。

hanabi087D.jpg: みなと祭の花火
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5), Manual exposure (F=6.3, SS=1.3s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=10mm (35mm-equivalent: 15mm)

打ち上げ場所のすぐ近くで見る花火は大きい!

みんな体ごとのけぞって見ています。首を上に向けるだけでは、すぐに首が痛くなってしまいます。

hanabi087E.jpg: みなと祭の花火
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5), Manual exposure (F=6.3, SS=1.3s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=10mm (35mm-equivalent: 15mm)

2年ほど前から、花火だけでなく、周囲の情景も写し込みたいと思うようになりました。前回に続き、今回も魚眼レンズを引っ張り出して、花火と観客を組み合わせて撮りました。ようやく観客も写し込めました。花火の大きさと観客席の熱気が伝わるでしょうか。

今回の撮影ではF=6.3、SS=1.0~1.3s、ISO 400でほぼ固定しました。EV値は3~3.3です (ここでは、EV値をすべてISO 100の場合の値に統一します。以下同様)。

今回の露出を去年の12月の露出と比較してみます。12月の撮影では、観客を写し込もうとすると花火が露出オーバーになり、花火を適正露出にしようとすると観客が暗くなりすぎて、露出の設定に苦労しました。最終的にはトーンカーブの補正に頼ることになりました。そのときの露出は以下のとおりです。

1枚目: F=3.5, SS=1/1.3s, ISO 640, EV=1.3
2枚目: F=5.0, SS=1.0s, ISO 200, EV=3.6
3枚目: F=3.5, SS=1.0s, ISO 200, EV=2.6

12月に撮影したときよりも、今回の露出は暗めです。それでも、花火が明るく輝いているときは観客も比較的明るく見えます。12月のときほど周囲の情景を明るく撮る必要もないのかも知れません。

大型の打ち上げ花火を打ち上げ場所の近くで撮るときに、花火と観客の両方をバランスよく写すための露出は、ほぼEV3~3.4でいいようです。露出は決まりましたが、今回と同じ構図でまた撮ることはないかも……。