10月に入り吹上浜は2週連続で台風の影響を受けました。台風19号が大陸から寒気を引き込んだようです。15日朝、鹿児島市の最低気温は13度。今朝も全国的に冷え込み富士山の初冠雪が報道されています。
ススキ 背後の山は日置市向江山(むかえやま 304m)
流出を免れた風見オブジェ
風に翻弄された砂山
北風に削られた砂浜
急な冷え込みで、体が慣れず寒さを強く感じます。
台風通過後の北西風による大波が砂浜を斜めに削り取っていました。南風で海が荒れると漂着物が多いのですが、今度の台風は雨が少なかったので新たな漂着物は見られませんでした。量的にはわずかですが、昨年漂着し砂に埋もれていた中国系ゴミが洗い出されていました。
南国鹿児島は夏が中心で秋の季節感に乏しい気がします。平地では紅葉が少ないので秋を強く感じられません。吹上浜は砂丘の植物が次第に緑色を失い、北西の季節風が吹く日が増えて飛砂に埋もれていきます。
16時過ぎ 魚が湧く様子はありません
30分以上砂浜を歩き弓角を投げましたがヒットなし。半ばあきらめて砂山から海面を観察していると、200mほど北側でわずかに小魚が飛び跳ねるのが見えました。気は焦るが足はもたつき、波際を走り魚を探しますが・・・・・先日のような大きな海面の変化はありません。この日はサゴシはおらずメッキ(ギンガメアジの幼魚)だけでした。前回のサゴシ釣りの様子はこちらです。
メッキを5匹釣りました
弓角を結んでいるハリスが古い道糸を使っているため投げるたびにもつれて悩まされました。釣っている時間ともつれを解く時間と半々ほど。たちまち日没の時間帯になりました。
17時41分 夕暮れは早い
夕暮れの砂浜は遠くに散歩の人が一人見えただけ。他に釣り人はおらず、好きな場所で釣れました。複数の釣人がいる場合は安全性の確保が大切でしょう。目の前に小魚が飛び跳ねると夢中になりますので、大きな釣り針やルアーの危険性を忘れないことです。自分で針を指に刺して痛い思いをしたこともあります。
魚を捌く頃には真っ暗に
朝方は冷えますが日中の気温は24度くらい、海水温は26度くらいあります。10月末まではサゴシやメッキ釣りが楽しめるのではと期待しています。
花浄土/鹿児島
鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。