花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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噴火しなくなった? 桜島は活火山 2017/02/01 (鹿児島)

2017-02-01 15:46:38 | 桜島
早いもので今日から2月、夜明けが早くなってきました。
昨年夏からおとなしい桜島ですが、このままずっと噴火しないのでしょうか?

1月31日朝の桜島


NHK朝の鹿児島放送局からの映像です。鹿児島県のシンボルの一つである桜島、日々に表情を変えるので毎朝の楽しみです。

2月1日は山頂付近が雲に隠れていたため、前日朝の様子です。画面左には鹿児島港に入港する桜島フェリーが映っています。日の出は7時11分、方位は110度(東南東)です。

南岳付近からわずかに湯煙のようなものが上がっています。桜島の噴火警戒レベルは3が継続中です。1月12日にはバスを使って島外への避難訓練も行われました。

噴火回数の移り変わりなど 気象庁の火山活動解説資料から引用




桜島は昨年夏から噴火していません。詳しく言うと、噴煙の高さが1000m以上に達する噴火活動がありません。冬の季節風に乗って連日垂水市、鹿屋市などに流れる火山灰が今季は殆ど降っていません。

鹿児島市街地でも夏場に南東風でやってくる火山灰に悩まされずにすみました。2016年の爆発回数は47回でした。桜島はこのまま穏やかな状態が続くのでしょうか。

桜島の昭和火口では2006年6月に噴火活動が再開しました。その後2年間ほどは噴火が少ない状態でしたが、2011年には爆発回数が年間996回に達しました。

現在の静かな状態は一時的なもので、いずれは噴火活動が活発になると言われています。京都大学防災研究所によると、桜島を含む姶良カルデラ直下には地下からのマグマの供給蓄積が続いています。

1914年の大正噴火で放出されたマグマ相当量に達するまで130年ほどを要するとされています。大きな時間の流れの中ではわずか数か月や数年の穏やかさは、ほんのひと時のことでしょう。

みんなの桜島協議会のホームページ「みんなの桜島」では今の桜島の情報が発信されています。「みんなの桜島」はこちらからどうぞ。
観光面だけでなく火山活動などについても詳しく紹介されていますのでおススメです。
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