1月11日(土)午後、鹿児島市北東部の吉野方面に出かけました。
磯山遊園地は閉園中で入れず、上之原地区、寺山、吉野公園を巡りました。
寺山に向かう上之原地区 突然右に見える桜島 以下の画像は1月11日撮影

吉野酪農開拓記念碑と右は馬頭観世音

上之原バス停近く 背後の緑にマッチした政党看板

原五社神社 上之原振興会館西隣にある

神社横の道路から見える桜島 意外な桜島撮影ポイント

江戸時代の安永年間(1779年)に桜島で大噴火があり、桜島の黒神の人たちは、吉野へ移住しました。故郷をなつかしんで建てたのが原五社神社で、祭神は黒神の神社(腹五社神社)から勧請したものです。黒神埋没鳥居の奥には今も腹五社神社があります。
吉野公園から寺山公園に向かう道は普段ほとんど通りません。開拓記念碑前に車を止めて周辺を歩くと素晴らしい桜島の景観がありました。移住から242年、苦難の歴史と郷愁の念がこもった場所です。通行量は少ないですが、道が狭く見通しが悪いので道路上での撮影には注意が必要です。
寺山展望台 ジオパーク推進協議会の案内板

北側 姶良市から霧島市の遠望 画面中ほど奥が霧島連山

南側 右手に国道10号の一部が見える

展望台には広角レンズで桜島をインターバル撮影する人がいました。一定間隔で1時間半撮影した静止画が45秒の動画に合成されるそうです。ここからは北に姶良市、霧島市方面が見渡せます。南は視界が良ければ開聞岳も見えますが、この日は視界がやや不良で見えませんでした。
桜島は106年前の大正3年(1914年)1月12日に大噴火をしています。11日は防災避難訓練が実施されました。西側では山体中ほどの引ノ平(565m)から大量に溶岩を流出しています。
東側では同じく鍋山(359m)からの溶岩が瀬戸海峡(距離最大400m、最深部100m)を塞いで桜島は大隅半島と陸続きになりました。山頂からの大噴火ではなく、このことは今後の大噴火災害対策に重要な事柄だと思います。桜島の噴火と言えば南岳山頂火口をイメージしますが、大規模噴火では居住地域の近くに火口が開く可能性もあります。
寺山の展望は素晴らしいのですが駐車場近くの小さなトイレは古く、手洗い用の水道もなく鹿児島市民としても恥ずかしいことです。周辺には南西島弧地震火山観測所以外に建物などない場所で水道設備の設置は難しいのでしょう。
正月モードが残る吉野公園 入口両側には門松がありました

すぐそこに見える桜島 桜島まで直線で約3km

雲が広がった桜島上空

2019年の桜島噴火回数は393回でした。昭和火口の活動が激しかった2011年は1355回ですから、3分の1以下で大人しい状態です。噴火活動は南岳山頂火口に移り、夜間の火山雷を伴う激しい爆発現象の撮影は難しい状況です。
なごみの庭 水仙が3~5分咲き 甘い香りがしました

河津桜はまだ蕾が固く、梅はごく一部で咲き始めていました。展望台近くの桜はかなり成長しており花見時期は賑わいそうです。ヤブツバキは下枝が整理され、まだ花が少なくて撮影には不向きでした。日足は日ごとに伸びており、これから早春の花が楽しみです。
磯山遊園地は閉園中で入れず、上之原地区、寺山、吉野公園を巡りました。
寺山に向かう上之原地区 突然右に見える桜島 以下の画像は1月11日撮影

吉野酪農開拓記念碑と右は馬頭観世音

上之原バス停近く 背後の緑にマッチした政党看板

原五社神社 上之原振興会館西隣にある

神社横の道路から見える桜島 意外な桜島撮影ポイント

江戸時代の安永年間(1779年)に桜島で大噴火があり、桜島の黒神の人たちは、吉野へ移住しました。故郷をなつかしんで建てたのが原五社神社で、祭神は黒神の神社(腹五社神社)から勧請したものです。黒神埋没鳥居の奥には今も腹五社神社があります。
吉野公園から寺山公園に向かう道は普段ほとんど通りません。開拓記念碑前に車を止めて周辺を歩くと素晴らしい桜島の景観がありました。移住から242年、苦難の歴史と郷愁の念がこもった場所です。通行量は少ないですが、道が狭く見通しが悪いので道路上での撮影には注意が必要です。
寺山展望台 ジオパーク推進協議会の案内板

北側 姶良市から霧島市の遠望 画面中ほど奥が霧島連山

南側 右手に国道10号の一部が見える

展望台には広角レンズで桜島をインターバル撮影する人がいました。一定間隔で1時間半撮影した静止画が45秒の動画に合成されるそうです。ここからは北に姶良市、霧島市方面が見渡せます。南は視界が良ければ開聞岳も見えますが、この日は視界がやや不良で見えませんでした。
桜島は106年前の大正3年(1914年)1月12日に大噴火をしています。11日は防災避難訓練が実施されました。西側では山体中ほどの引ノ平(565m)から大量に溶岩を流出しています。
東側では同じく鍋山(359m)からの溶岩が瀬戸海峡(距離最大400m、最深部100m)を塞いで桜島は大隅半島と陸続きになりました。山頂からの大噴火ではなく、このことは今後の大噴火災害対策に重要な事柄だと思います。桜島の噴火と言えば南岳山頂火口をイメージしますが、大規模噴火では居住地域の近くに火口が開く可能性もあります。
寺山の展望は素晴らしいのですが駐車場近くの小さなトイレは古く、手洗い用の水道もなく鹿児島市民としても恥ずかしいことです。周辺には南西島弧地震火山観測所以外に建物などない場所で水道設備の設置は難しいのでしょう。
正月モードが残る吉野公園 入口両側には門松がありました

すぐそこに見える桜島 桜島まで直線で約3km

雲が広がった桜島上空

2019年の桜島噴火回数は393回でした。昭和火口の活動が激しかった2011年は1355回ですから、3分の1以下で大人しい状態です。噴火活動は南岳山頂火口に移り、夜間の火山雷を伴う激しい爆発現象の撮影は難しい状況です。
なごみの庭 水仙が3~5分咲き 甘い香りがしました

河津桜はまだ蕾が固く、梅はごく一部で咲き始めていました。展望台近くの桜はかなり成長しており花見時期は賑わいそうです。ヤブツバキは下枝が整理され、まだ花が少なくて撮影には不向きでした。日足は日ごとに伸びており、これから早春の花が楽しみです。