花浄土鹿児島

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2023妙円寺詣り 奉納行事 2023/10/21(鹿児島)

2023-10-25 21:45:24 | 祭り・伝統行事
10月21日(土)、第73回の妙円寺詣りに郷土芸能などが奉納されました。

徳重神社 妙円寺詣りの歌(歌詞の一部) 以下の画像は10月21日に撮影


天下分け目の関ケ原の戦い(1600年)に由来する妙円寺詣りについて、鹿児島県観光サイトから引用して紹介します。

鹿児島市内から日置市伊集院町までの約20kmの道のりを歩いて参拝する伝統行事です。(10月の第4日曜日とその前日に開催)

17時27分 鹿児島学舎連合会の参拝 カメラ目線は外人さん?


敵中突破後苦闘の末、帰還を果たした島津義弘公をしのび、泰平の世に士気を鼓舞し、心身の鍛錬をするため、鹿児島城下の武士たち(庶民は明治以降)は関ヶ原の合戦前夜の9月14日(旧暦)、往復40キロの道のりを鎧・兜に身を固め、夜を徹して義弘公の菩提寺である妙円寺に参拝し始めました。

廃仏毀釈で徳重神社に変わってからも参詣は続きました。やがて、鹿児島3大行事として受け継がれますが、県民性の欠点である忍耐性や持続性の不足を補うものとして大きな意義があります。現在は郷土芸能の奉納や武道大会、家族連れで賑わうウォークラリーなど、5万人を越す人出でにぎわいます。(引用終わり)

13時46分 大田太鼓踊り(鹿児島県指定無形文化財)


21日午後は徳重神社境内で郷土芸能などが奉納されました。最初は地元伊集院町の大田太鼓踊りです。

鹿児島県内各地に伝わる太鼓踊りの一種ですが、城攻めの様子を「道行き」から始まって、最後の「総舞攻め(ソマンコ)」に至るまで、15段階に分かれて演じます。

吉利北区太鼓踊り


日置市日吉町吉利地区に伝わる太鼓踊りです。踊りの最後の方は伊作太鼓踊りと動きが似ていました。

伊作太鼓踊り(鹿児島県指定無形文化財) 入来保存会


大きな矢旗が特徴の太鼓踊りです。毎年8月28日と29日に日置市吹上町内で踊られます。

徳重大バラ太鼓踊り(鹿児島県指定無形文化財)


地元伊集院町の太鼓踊りです。直径1.5mほどもある大きな太鼓(大バラ=うばら)を、背中を反り返らせて打ち鳴らします。

20mほどもある巨大な矢旗を背負う 


太い竹竿には旗がなびき、数人がかかりで周囲を支えられながら太鼓を打ちます。

太い竹竿が倒れないよう、矢旗の先に括り付けた数本の長いロープで動きを調整しながら慎重に進みます。

16時8分 大きな太鼓 倒れると自分では起き上がれないほど


天気が良すぎて明暗差が強烈で撮影には最悪な光でした。この時間帯にはだいぶ日が傾いています。

16時23分 薬丸野太刀自顕流の演武


少年から壮年まで、一撃必殺の強烈な勢いを感じる演武が奉納されました。

力強い解説


毎回力強い解説をしてくださる方です。コロナ禍での奉納中断もありましたが、今年もお元気で何よりです。

鉄砲隊の演武


地元の日置鉄砲隊と、岐阜県から関ケ原鉄砲隊も参加しました。

17時18分 轟音と白煙


火薬を使うため、太鼓踊りなどがあった範囲は立入禁止区域となりました。空砲ではありますが、火縄銃が発射されるたびに轟音が響き渡りました。

今日は6時半に川辺町へ出発、中山田太鼓踊りを撮影しました。その後は南さつま市に向かい、途中で笠沙の宮跡、内山田の瀬戸(狭い崖沿いの道)、金峰地区ではコスモスを楽しみました。

日置では大根の様子を見ました。まだ伸びが悪いので間引きは次回以降として、大根に土寄せをして水を掛けておきました。

午後は徳重神社で伝統芸能などの奉納を撮影、朝から夜まで充実した一日でした。元気で各地を回ることができてありがたいことです。

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