鹿児島は6月2日(火)に梅雨入りしました。
平年(5月31日ごろ)より2日遅く、昨年(6月2日ごろ)と同じ時期の梅雨入りです。
砂丘に自生するウチワサボテン 6月6日(土)
日置海岸 南側の風景 奥に見える白い点はバッチ網漁船
昨年5月の吹上浜は海藻が大量に漂着しました。甑島海域まで広範囲に海藻が異常繁殖し全く魚釣りができませんでしたが、今年はそのような現象は見られません。
台風6号が奄美付近を通過した後に大雨が降り、河川ゴミが大量漂着しました。そのゴミが解消する頃に梅雨入りし、今度は海面の濁りが続いています。
沖合いにはチリメン漁のバッチ網船団を見かける日もありますが、キス網の小船は殆ど出漁していないようです。ゴミが絡んで漁ができないものと思われます。
砂丘で見かけたグラジオラス 捨てられたものが野生化したのでしょう
悪条件でのキス釣り
土曜日で数名の釣人がいましたが、海面は濁り川からのゴミが漂流し仕掛けに絡んでいました。水汲みバケツにキスが数匹入っていて、たまには釣れるとのことでした。
夕方に海岸を清掃
海からの風が心地良かったので、海岸に出てゴミ掃除をしました。ペットボトルやビニル片などの燃えないゴミ、ガラスビン類の危険物などを分別して燃えるゴミを20箇所程度に集めました。
川に溜まっていた枯木、竹、落葉なので乾燥した日が続けば、殆ど煙が出ることもなく良く燃えます。7日は晴天が続き風が弱かったのである程度の釣果があったものと思われます。
雨で濁った海 以下の画像は6月10日(水)8時過ぎに撮影
雨水が流れ出し砂山を崩す
8日から再び雨となり、9日も時々強い雨が降りました。10日は10時頃から雨が降りだしました。小潮で朝方は引潮のため釣り人の姿はありませんでした。
浜に流れ出した水が砂山を崩し扇状地を作っています。この大きさで大体の雨の量がわかります。しとしと降る雨では、水は砂にしみこむためほとんど砂山が崩れません。これほどに崩れるということは一日で100mm以上降ったのでしょう。
北側の海岸風景
横に連なる小さな波
時期的にはキス釣りシーズンですが、海は静かでも海面の濁りと河川からのゴミで釣りには最悪です。
この時期の大雨は強い南西風を伴いますので、波立つことが多くなります。天気予報で発表される波の高さは、風速を考慮した理論値だろうと思います。(風速何メートルの風が何時間続けば波の高さはこれくらい)
鹿児島市など遠方から訪れる釣人が浜に着いてがっかりするのが、この波の高さです。南西風で一旦大きな波が立つと影響が数日続く場合があります。天気予報で波の高さは1mと聞いて来てみれば、ウネリが2mもあることはざらです。一方で波乗りには最適で江口浜はサーファーで賑わいます。
梅雨後半の南風は梅雨前線を北に持ち上げる大きな力を持っています。南から押し寄せる巨大なエネルギーで、ウネリが1週間ほど続くことも珍しくありません。釣り人にはなんとも歯がゆい時期ですが、釣りができないその間に魚は大きく成長しますので気長に好機を待ちましょう。
平年(5月31日ごろ)より2日遅く、昨年(6月2日ごろ)と同じ時期の梅雨入りです。
砂丘に自生するウチワサボテン 6月6日(土)
日置海岸 南側の風景 奥に見える白い点はバッチ網漁船
昨年5月の吹上浜は海藻が大量に漂着しました。甑島海域まで広範囲に海藻が異常繁殖し全く魚釣りができませんでしたが、今年はそのような現象は見られません。
台風6号が奄美付近を通過した後に大雨が降り、河川ゴミが大量漂着しました。そのゴミが解消する頃に梅雨入りし、今度は海面の濁りが続いています。
沖合いにはチリメン漁のバッチ網船団を見かける日もありますが、キス網の小船は殆ど出漁していないようです。ゴミが絡んで漁ができないものと思われます。
砂丘で見かけたグラジオラス 捨てられたものが野生化したのでしょう
悪条件でのキス釣り
土曜日で数名の釣人がいましたが、海面は濁り川からのゴミが漂流し仕掛けに絡んでいました。水汲みバケツにキスが数匹入っていて、たまには釣れるとのことでした。
夕方に海岸を清掃
海からの風が心地良かったので、海岸に出てゴミ掃除をしました。ペットボトルやビニル片などの燃えないゴミ、ガラスビン類の危険物などを分別して燃えるゴミを20箇所程度に集めました。
川に溜まっていた枯木、竹、落葉なので乾燥した日が続けば、殆ど煙が出ることもなく良く燃えます。7日は晴天が続き風が弱かったのである程度の釣果があったものと思われます。
雨で濁った海 以下の画像は6月10日(水)8時過ぎに撮影
雨水が流れ出し砂山を崩す
8日から再び雨となり、9日も時々強い雨が降りました。10日は10時頃から雨が降りだしました。小潮で朝方は引潮のため釣り人の姿はありませんでした。
浜に流れ出した水が砂山を崩し扇状地を作っています。この大きさで大体の雨の量がわかります。しとしと降る雨では、水は砂にしみこむためほとんど砂山が崩れません。これほどに崩れるということは一日で100mm以上降ったのでしょう。
北側の海岸風景
横に連なる小さな波
時期的にはキス釣りシーズンですが、海は静かでも海面の濁りと河川からのゴミで釣りには最悪です。
この時期の大雨は強い南西風を伴いますので、波立つことが多くなります。天気予報で発表される波の高さは、風速を考慮した理論値だろうと思います。(風速何メートルの風が何時間続けば波の高さはこれくらい)
鹿児島市など遠方から訪れる釣人が浜に着いてがっかりするのが、この波の高さです。南西風で一旦大きな波が立つと影響が数日続く場合があります。天気予報で波の高さは1mと聞いて来てみれば、ウネリが2mもあることはざらです。一方で波乗りには最適で江口浜はサーファーで賑わいます。
梅雨後半の南風は梅雨前線を北に持ち上げる大きな力を持っています。南から押し寄せる巨大なエネルギーで、ウネリが1週間ほど続くことも珍しくありません。釣り人にはなんとも歯がゆい時期ですが、釣りができないその間に魚は大きく成長しますので気長に好機を待ちましょう。