hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

TPP、年内妥結の無理!

2013-10-09 00:15:32 | 日記
 当初から、無理な話であるのは承知の上で臨んだ協議であった。 為替やそれぞれの国の事情から、完全な関税撤廃など夢物語なのだ。

 特にアメリカのケリー国務長官などはアメリカのゴリ押しの使い走りで、国際政治の思想も理念も無く、日本の甘利以下である。 当然、何を取り決めるにしても本国にお伺いを立てねばならないから結論は出せない。

 今回は、安倍総理も参加の形だったから、甘利の出る幕も少なく露見しなかったが、奴の経済的な知識の無さは際立っています。

 共同宣言も、見通しを立てたというだけの表現で、どうなるかは不明であると言っているに過ぎない。 安倍の表現は、いつも同じで後は野と成れ山と成れである。 後でなら、どうとでも取繕える。 少々の嘘でも丸め込める。

 この手法は小泉から学んだものであろう! 簡単に丸め込まれるのが好きで能天気な日本人の気質だ。 日本で言う有識者も政治家自身も全く学習が出来ていないのです。本当は今の儘ではいけないと容易に理解出来るはずです。

 ところが、間違っていると解っても、改めたり変えたりするには努力が必要です。 民主党が政権交代しても、この努力が出来なかったのです。 容易ではないから難しい。簡単では無い。 結局、だから出来ないんだで終わってしまうのです。何が改革ですか? 恥ずかしくも無く口に出して欲しくないですね!

 沖縄の基地問題も同じです。拉致事件も同じです。 容易に解決可能な実情でも、ちょっとした努力が出来ないのが日本の現状です。 そうして、譲歩案でゴリ押しされて一部の農民や中小企業は泣き寝入りさせられるのです。

 ずっと、この手法で丸め込まれて来た結果です。 何処まで続くのでしょう!!