取り敢えずデフォルトは避けるが？

　アメリカの債務限度引上げ？　引き上げては、放出の繰り返し。　丸でイタチごっこ！　鶏と卵である。　果たして、永遠に続くのか？

　いつかは、デフォルトが必然ではないのか？　FRBもバーナンキも、こんな幼稚なことが理解出来ないのか？　世界も追従していて大丈夫か？　前にも記したように、絶えず着陸を考えなければならないのが、政治であり経済である。　このままでは、永久に着陸できないジェット機ではないのか？

　このことが解っているからアメリカ議会は混迷しているのか？　全く理解に苦しむ最近の世界！！　テロとの闘いを前面に戦争を繰り返すアメリカ！

　様相は違うが、同じ傾向である。　抜け出し口がない活動に没頭する。　人間の愚かさを曝け出しているに過ぎない。　イジメ、パワハラ社会そのもである。　こんな状態で世界が成長出来るとは思えません。

　世界の経済構造に問題があるのです。　経済の中心が金融となり、金融が世界の経済を牛耳ると言う逆転現象が齎す弊害です。　結果、為替や相場に投機資金が溢れ、日々混乱が起きています。

　必要なだけの資金があれば、経済は順調に回ります。　市場の規模に比べて過剰な資金が投じられれば逆転するのは当然です。　今の世界は、止む無く選択しているように見えますが、ブレーキを掛けようとすれば出来ます。

　それには多少の痛みも伴いますが、避けては通れないのです。　その状態から逸脱して危ない状況に入ってしまいました。　坩堝に嵌った状態です。　勇気が必要です！

　アメリカだけの事情を考えれば、ここから抜け出るにはデフォルトが最も近道かも知れません。　その結果、世界は混乱します。　アメリカのエゴの末路です！

また、悲惨な殺人！

　歪な愛でも愛は愛？　このエゴと愛の狭間には何があるのだろうか？　犯人はハーフのようだが、どう育てられて来たのか？　大切な一人娘を護る術は無かったのか？

　多分、誰もが被害者の味方をするに違いない。　親御さんも、犯人に対する憎しみしか抱かないであろう！　被害者の犯人に対する接し方や親御さんの対応に問題は無かったのか？　一方的な想いでも、当人にとっては後戻り出来ない境地に陥る事もある。

　今の日本では、人を諭すと言うような説得が出来ない人が大半である。　何か問題が起きると、悪いのは絶えず相手。　今回の事件でも、悲惨な結果を招いて当事者が相手を責めても沙彩さんという娘さんが帰って来る訳ではない。

　何故、防ぐ事が出来なかったのか？　警察の所為でも世の中の所為でもない。　丸め込んだり、ゴリ押しして説得したと勘違いしている事に気付いていないのだ！

　この結果を招いたのは、当事者である。　自分達は正しいんだ。悪いのは全て相手だと言うなら、そういう運命であったと諦めるしかない。

　こういう言い方をすると他人事だからと言う人が大半である。自分の身の回りに起きている事の責任は全て自分にあって、現実を受け止めるしかないのだと私は思う。

　気の毒ではあるが、引き止めることが出来なかった責任だ。残された者の幸せを考えるには、人間の持つ因縁を悟るしか御両親には道は無いと思う。　犯人に対しても憎しみだけを持ち続けたら幸せは来ないのです。

　大変辛いことではあるでしょうが、娘さんの冥福を祈る気持ちを、犯人を哀れむ気持ちに置き換えるのです。　犯人の側の親族の想いも如何ほどかと思う気持ちです。

　生きている者の幸せの為です。　娘さんも悔しいかも知れませんが、犯人を哀れんでやるのは娘さんも、きっと理解してくれるでしょう！

　幸せへの道です。　他の裁判でも被害者の遺族には憎しみしか残っていない事例が多いです。　そうした場合、決して残された者に幸せは来ません。

　まだ、犯人の側の事情が見えて来ないので、何とも言えない部分が在ります・