hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

殺人犯、池永の想い!

2013-10-11 08:57:06 | 日記
 人間の心理として未熟な若者には陥り易い傾向です。 日本人に多い”独り善がり”という思い込みですが、こういった方向に突き進む人間は極めて多いと知っておくべきです。

 今回の被害者のような高校生では、予測しろと言われても無理かと思いますが周囲の誰かが、この危険性の怖さを教えて上げるべきでした。

 一方に、先の展望が開け夢を抱いて生き生きと生きている人が居て、他方に挫折を繰り返し悲嘆な日々を暮らす人が居る。 この二人が噛み合うには相当な無理があります。 真面目に考える人間ほど、何とかしたいと足掻くものです。

 池永にして見れば、沙彩さんという女性が絶対的な存在と思い込んでしまったのでしょう! 加害者、被害者のどちらの親も、ここまで酷い結果になると言う可能性を考えていなかったと思います。

 こういう状況で、警察に救いを求めるしかないと考えるのも少々浅はかです。人間の愚かな挙動は往々にして思わぬ処まで行ってしまうものです。 人間の恐ろしさでもあります。

 自分にも、似たような要素はあります。 皆、心の中に潜めて持っている心理です。 ここで、自分の想いのみを優先して考えれば、究極としての選択です。 人間のエゴの末路です。 これで、被害者を人に奪われる事が無くなるのです。

 良く父親が娘に抱く思いに、これに似た心理が働くと聞きます。私には娘は居ませんが、もし娘が居ても、このような思いに浸る事は無いと思います。 それは、人間が陥り易い思い込みについての認識があるからです。

 その意味で、交際する段階で、子どもを諭しておく必要があったのではないでしょうか? 親の教育とはそういうものです。 勉学だけが教育ではありません。

 救われない窮地にある加害者が彼女に縋ってしまった結果です。その縋る気持ちに対しての対応方法が解らず、彼女には拒絶するしか術が無かったのでしょう。

 増して、警察に立ち入らせてまで拒絶されたら、自分の思いを満たすには殺すしかないと追い込んでしまった結果です。 警察の側に、ここまで気配りは出来ません。 法律で決められた範囲で事務的に対応するしか出来ないのです。

 人を愛すると言う想いについて、しっかりと諭して上げる必要があったと思います。

 殺人と言う犯罪を犯しても、犯人に悔いはないはずです。

 時が経って、被害者の両親には娘さんを奪って申し訳ないという気持ちが出ても被害者本人には、それ程には申し訳ないとは想わないはずです。






テレビに溢れるゴロツキ!

2013-10-11 00:28:38 | 日記
 昔の世間に居た、愚連隊のような存在である。 政治家の中にも、これに似た存在が居る。 法律も知らずに法令遵守を唱え、口先だけで厳粛にとか真摯にと言う。 お詫びの言葉といえば、曖昧に遺憾に思うしか言わない。

 遺憾に思うなんてのは、自分意は責任が無いという他人事の場合に使う言葉で、自分を含む場合は、明確に申し訳ない責任は自分にあると表現すべきである。 言葉が豊富すぎて使い分けが難しい日本語とは言え何でも仕方ないで済ませてしまう日本の風土は問題である。

 例えば安倍が頻繁に使う、国際法に則って対処と言うが、国際法の基準は条約遵守である。 条約の大半が限られた国家の範囲で交わされるものだから、非批准国は関与出来ないものである。

 という事は、当事国以外には通用しないから権利も限定的なものでしか無い。 そして無関係な国は、トヤカク言ってはならないし権利も無い。 中国の主張は、この主旨だ。

 領土、領域の問題が正に、これである。 だからアメリカが言う、その問題は当事国間で話し合ってというのが正論である。 本当は何も理解していないのが安倍である。 一方的に、問題は存在しないと突っ撥ねて来た日本。

 サンフランシスコ条約の非批准国は蚊帳の外だから、韓国、中国には効力が及ばないと言う事だと思う。 こういった問題でもテレビ界には、ゴロツキが言いたい放題で似非な知識を沁み込ませる。

 結果、鵜呑みにして自分達の言い分が正しいと信じ込む。 これが日本人の現状だ。 自分に信念が在って、自己主張しているという勘違いである. こういう連中は、昔のように、ゴロツキの上面にある恐怖を力と見間違う。

 メディアに理性やモラルが在れば、ゴロツキを排除し国民、視聴者にとってマイナスになる情報は控えるであろうが、現状は逆に上手く利用して視聴率だけを稼ごうとしている。