長く続く不況やデフレの最大の原因は、利益の配分の割合に問題があります。 そうして、経営者が最も陥り易い悪循環が、この偏りにあります。
金融機関にとっては、多額の預金に支払う金利を現在のようにゼロにしておければ、無難な運用で経営出来ますから、最も楽な道です。 建前では、不況対策という詭弁で通りますから、ゼロ金利を正当化出来ます。
これに加えて、支払う賃金を抑えて行けば経営者は利益を確保出来、内部留保を増やせますから安心した経営になると言う訳です。その上に連結決算やらで、関連組織に利益を溜め込む流れを創っていますから安泰です。
ところが、少し考えれば、この流れは全て消費する側の収入減に繋がっています。 即ち、消費する側にとって大きなマイナスを強いられ続けることになるのです。 この結果、不景気の悪循環は長引くことになります。
これだけ一方的に、利益や収入の減少を続ければ、消費が伸びるはずがないのです。 これで景気をよくしようとする事に無理があるのは歴然です。
世の中には麻薬と言う薬物がありますが経済の世界にも、このような麻薬があるのです。 一旦、陥ると中々抜けられないのです。 楽して目先の利益が増え、経営者の地位も安全ですから、余程の外圧が無ければ正せません。
本来は、政治が経済の踏み外した道を修正するべきですが、同じ穴の狢では無理です。 特に能天気な日本という国風が、この是正を阻んでいます。
麻薬も薬の内とくらいにしか、考えないのでしょう!!
金融機関にとっては、多額の預金に支払う金利を現在のようにゼロにしておければ、無難な運用で経営出来ますから、最も楽な道です。 建前では、不況対策という詭弁で通りますから、ゼロ金利を正当化出来ます。
これに加えて、支払う賃金を抑えて行けば経営者は利益を確保出来、内部留保を増やせますから安心した経営になると言う訳です。その上に連結決算やらで、関連組織に利益を溜め込む流れを創っていますから安泰です。
ところが、少し考えれば、この流れは全て消費する側の収入減に繋がっています。 即ち、消費する側にとって大きなマイナスを強いられ続けることになるのです。 この結果、不景気の悪循環は長引くことになります。
これだけ一方的に、利益や収入の減少を続ければ、消費が伸びるはずがないのです。 これで景気をよくしようとする事に無理があるのは歴然です。
世の中には麻薬と言う薬物がありますが経済の世界にも、このような麻薬があるのです。 一旦、陥ると中々抜けられないのです。 楽して目先の利益が増え、経営者の地位も安全ですから、余程の外圧が無ければ正せません。
本来は、政治が経済の踏み外した道を修正するべきですが、同じ穴の狢では無理です。 特に能天気な日本という国風が、この是正を阻んでいます。
麻薬も薬の内とくらいにしか、考えないのでしょう!!