何が大切かを忘れた国！

日本だけではありませんが、日本は極めて国としての在り方を見失い、自由と民主主義を履き違えた国に成りました。

民が選んだ道ですから悪いとも、改めろとも言いません。

人の道も、獣の道も道は道です。 人間の選択は全てが己の責任の範囲のはずです。 ですが日本では責任の取り方も自覚出来ず、口だけ、形だけで御茶を濁して終ります。

政治家や役人から教師まで、逃げ道作りに必死です。 それにしても、その逃げ口上の巧みなこと！
日本では古くは、その部類の人間を卑怯者と蔑んで来ました。

ところが今では、逃げ方が上手いか下手かを競い合う始末です。

人間にとって大切なものの優先順位が分別出来ない時代になりました。
あなたにとっての優先順位は、如何ですか？

命？お金？自分の満足？
家族？国？地位？

確かに、順位を付けられない大切なものが一杯でしょうね！
でも、今の日本人！ そんな事を考えた事がない人が大半ではないでしょうか？

そんな事を考えて何の得になる？ つまり、お金にならない事は価値が無いという観念が最優先ということです。

私には理解出来ない感性ですが逆に、そんな私を理解出来ない日本人が大半です。
人間も唯の哺乳類だから動物、獣と同じ？
だから自分も獣と同じで良い？

そんな発想でしょうか？ 大切なのは先ず自分！
自分を守る為なら、手段を選んでいられない！

要するに、発想の原点が利己心にあります。
そのままに突き進んでいますから、その先に何が在るかなど考える事など出来ないのが実情でしょう。
前に向かって進むことしか考えない日本人！
少しの間でも立ち止まって省みる余裕もないのです。

大切なものなんて必要無いんでしょう！

野党の中に隠れ自民を忍ばせ悪巧みする政府、与党！

この策略に、まんまと嵌まる民主党！

前回の政権交代劇も、この一環である。
野党連中も、国民も丸め込まれて、お祭り騒ぎ？ これが安保法案強行採決の茶番です。

結局、筋書き通り採決で終わるでしょう！
野党の隠れ自民連中を駆使して、国会を思いのままに動かす策略です。

政治の質が違う日本です。 この日本を変えるには先ず、このシステムを変える必要があります。
奴等は選挙制度から、国会のシステムまで、都合良く変えてしまいました。

その上、国民はと言えば、政治に興味も薄れ無関心！

多分、このまま強行採決で法案は決まりでしょう！ 果たして、その後に、今回のデモ参加者は、どう動くのか？

強行採決反対のデモが単なるガス抜きで終わるかどうか？興味がありますが、今の日本では、流れを変えるような大きな活動は期待出来ないでしょうね！