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今日の絵日記の絵(写真)は、2015年5月に訪れた頃の、南三陸町の仮設商店街「さんさん商店街」である。
昨日のニュースで、高台の恒久施設に移転した事を知った。
あの”悪夢の災害”で、壊滅的な被害を受けた「南三陸町(東北地方の太平洋岸・一帯)」にあって、復興への証しとして、2012年2月25日から仮設の商店街として発足したとのことであった。
過日・日記(「富士へ・そして東北へ Ⅳ(2015.6.5)」他)にしているが、2015年5月に訪問する事が出来た。
「東日本大震災」から、今月・11日で、6年の歳月が流れる。
住宅地の集団移住や、高台造成など難しい問題もあるとは言え、仮設住宅に今もって住まう被災者も多いと聞く。
6年の歳月をもってしても”安住の生活”環境に至っていないのである。
その様な中で(高台の)常設商店街として移転・開業したと言う、明るいニュースに接した。
2015年5月26日(気仙沼方面から)国道45号線を、その日の宿泊所である仙台市に向け走行する。
南三陸町の役所(仮設の役場・警察署)を左に見る高台の交差点(信号)で停車する。
高低差・20m程あっただろうか・・?
南三陸町の中心地であったと思われる地域が一望できた。
コンクリート製の建物(廃墟)が、数棟残るだけで、被害の甚大さを改めて知る事が出来た。
そして、大規模な造成工事の様子が見てとれた。
国道を下りながら「さんさん商店街は何処?・・・」
(注:さんさん商店街は訪問の対象であった。到着までの経緯については、前記の日記で・・)
さんさん商店街に到り「うに丼」を食すことが出来た。
なお(仮設の)さんさん商店街は、昨年末で仮設での営業を終了していたとの事であった。
この時、頂いた「うに丼」の絵(写真)を、思い出して描いてみた。
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