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頭の中は魑魅魍魎
いつの間にやらブックレビューばかり
『沈黙』遠藤周作
2025-01-16
|
books
鎖国時代の日本に布教に来た宣教師。凄まじい弾圧を受ける。フェレイラ教父は棄教したと伝えられた。ロドリゴ教父が日本に密入するが捕まる。
遠藤周作すごいぞ。700円もしない文庫本にこれだけの重厚な物語。テーマの一つはは「 日本はキリスト教には向いていないのか」 なんだろう。また何でこんなに懸命に布教しようとするか、何でこんなに頑なに禁教するのか?
沈黙(新潮文庫)
遠藤周作
新潮社
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では、また。
コメント (3)
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3 コメント
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Unknown
(
うえの
)
2025-01-20 03:02:59
遠藤周作はこりあん先生もの含め多分ほぼ全部読みました。本来父性的で厳しいキリスト教を日本人の遠藤が受容するにあたって母性的で優しい「許すイエス」に変化させることで日本的なキリスト教を生み出すことが遠藤の生涯の課題だったと思います。ロドリゴが踏み絵を踏む時に「踏むがいい」とイエスが言った、というのは本来のキリスト教ではありえないセリフで、実際にカトリック教会の批判を受けています。これが遠藤の到達したキリスト教理解と思います。
史実としてはキリスト教の布教を名目に来日したポルトガル人が日本人を奴隷にして海外に売っていた人身売買が酷すぎて秀吉以降禁教になった、という説がよく言われているかと思います。
私は「わたしが・棄てた・女」が彼の「許すイエス」というキリスト教的主題をよく表した作品の一つと思います。とても衝撃を受けた小説です。
返信する
Unknown
(
うえの
)
2025-01-20 03:24:29
遠藤周作の小説は読むのに気力と体力がいるので今はもう再読する力がありません。「海と毒薬」や「侍」は願わくばもう一度読みたいものですが、残念なことです。
「沈黙」を読み通す体力をお持ちなのはうらやましいことです。
返信する
Unknown
(
ふる
)
2025-01-20 21:35:21
>うえのさん、
遠藤周作はほとんど読んだことがなく、中学生の頃に読みやすいものを読んだくらいでした。
>本来父性的で厳しいキリスト教を日本人の遠藤が受容するにあたって母性的で優しい「許すイエス」に変化させることで日本的なキリスト教を生み出すことが遠藤の生涯の課題だったと思います。
なるほどまったく知らないことです。
>ロドリゴが踏み絵を踏む時に「踏むがいい」とイエスが言った、というのは本来のキリスト教ではありえないセリフで、実際にカトリック教会の批判を受けています。これが遠藤の到達したキリスト教理解と思います。
うえのさんのおっしゃることで確かにつじつまが合いますね。
>私は「わたしが・棄てた・女」が彼の「許すイエス」というキリスト教的主題をよく表した作品の一つと思います。とても衝撃を受けた小説です。
未読です。
>「沈黙」を読み通す体力をお持ちなのはうらやましいことです。
たまたま機会があっただけなのですが、確かに体力(精神力?)がいる読書でしたね。
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