夏の甲子園大会の予選がはじまった。
なんだかんだと、話題の多いスポーツ界。
さわやか、とか熱闘、とか評される高校野球も、話題は様々。
20代の頃は、野球中継をせっせと見た。
ゆかりの地や出身地やらを応援し、休日は一日中見ていた。
ドロドロしたものが見え始め、急速に高校野球への熱が失せ、しばらく中継から遠ざかった。
都市対抗野球やラグビーのほうに興味が移って、ニュースさえも見なくなった。
今年は、久しぶりに、予選のトーナメント表なぞを見た。
初めて見る高校名が増えていた。
スポーツは、サポータにとっては、感動を与えてくれる、媒体のはずなのに、なかなかそうは
いかない。
かつての東京オリンピックの感動。
都市対抗野球のよもや兄弟対決!の準決勝。
ラグビーのあと一歩だった3冠制覇。
皆、過去の出来事。
もう、再び得ることはたぶんできないだろう。
しかし、今年の高校野球には、何やら期待の予感がある。