ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

老衰

2010-07-12 11:48:30 | 日記
老衰で死ぬということは徐々に食事や水分を取れなくなって、脱水がすすんで死に至る。
というものらしい。

「3度の食事をしてくれない」「ほとんど食事を摂らない」と介護人からまた電話があったと
知人が言った。

30歳くらいの頃から、パートナーのご両親を看取り、今はご自分のご両親が要介護に
なっているので、時折、車で実家に帰る知人は、介護のベテラン。
つい、最近まで、プロで介護をしていた。

知人は、老衰して逝く人も見てきたという。

「身体を食いつくして逝くんだ」とか。
「心臓の弱い人は、その前に亡くなるが、心臓の強い人は、身体を食いつくすまでかかる」

食が落ちるのも、量が減るのも当たり前。
入院していると、点滴だとかで、補給されるので老衰にはならないらしい。

「命がしぼんでいく」ということなんだろう。

老衰が理想という人もいるが、結構辛いものかもしれない。
いのちをまっとうするというと聞こえはいいが、ろうそくの炎のようにだんだん小さくなって
いって、燃え尽きるというのも、あまり有難くない。

耳相からいうと短命なので、老衰とは縁がないかもと思っていたが、老衰を誘発する
菌とか虫とかがいるらしい。

果たした我が最期は如何。