60代の板前が3本の包丁を電車内に持ち込んでいて、電車が急停車したはずみで、
乗客が怪我を負ったというニュースがあった。
板前といえば、たいてい10代のころから修業をしているはず。
2本は、タオルでくるんでいたというが、1本はビニールだけだったとか。
大事な商売道具を、なんで?と、思う。
幸い、怪我は軽いらしいが、さぞかし驚いたことだろう。
軽くて、幸いで、まかり間違ったらと思うとぞっとする。
ドラマとかでは、うっかりとか、事故とかで、人命が落ちるなんてことも時折あるが、
事実で、そんなことが、そんなにあったらたまらない。
よく、過失とか言われるけれど、過失による、怪我や、事故は起きて欲しくない。
凶器になりそうなものを運ぶ時は、最新の注意が必要なはずなのに、危険予知を
怠る人は、最近増えている気がする。
プラットホームからの転落だって、通常の歩行であれば、事故は起きない。
白杖の利用者とか、車いす利用者とか、には、事故を防ぐ手立ては絶対必要だが、
たとえば泥酔者とか、第3者が押すとかの事故は、過失なんて言って欲しくない。