落語の魅力は、庶民の逞しさと、夫婦の温かさ。
落語家の話術。
言葉を磨くとか、しぐさを研究するとか、の努力を怠らない。
一芸に秀でる人は、毎日の暮らしにも、意識するしないに関わらずに、取り込んでいく。
かつて、「あぶさん」という漫画に熱中したことがある。
「調子の良い時の選手は、何事も野球に結び付ける」というセリフがあった。
物事への思いが、日常の思考にも、影響する。
身の回りの出来事、日々の生活にも、無意識であっても、栄養になっていく。
どんどん取り込む引き出しを持ちたい。
落語うんちく事典
湯川博士
河出文庫