ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

3.11の教訓

2014-10-21 12:49:32 | 日記

3・11の記憶はまだ、記憶に新しい。

今でも、被害ご傷跡は消滅はしていない。

けれども、薄れ始めていることは、否めない。

ネットで電気の消費の帯が今では掲載されていない(秋田の新聞には今でも掲載されている)

電力の節約も一部店舗や施設で一部消灯などがあるものの、大まかな点では、意識の上では解消に近い。

 

テレビやネットの動画で何度も繰り返し流れた、津波や、原発の壊れた施設の映像。

壊れた道路。傾いた住居。

まだ傷跡はあるものの、あの体験は、薄れつつある。

しかし、繰り返し流れた映像では、伝わらないことがある。

流されていく車、ビルの上に乗っている船。

基礎しか残っていない住居。

それらの映像を見ても、わからないことは多い。

今回、この本で、少し理解した。

あの、驚くべき映像に隠れた、様々な人の営み、人々の体験。

そうしたものの片鱗を感じることができた。

 

そして、もう一度肝に銘じよう。

あの、教訓を生かさなければいけない。

 

記者は何をみたのか3・11東日本大震災

読売新聞社 著

中公文庫


小説

2014-10-21 09:43:18 | 日記

教科書で出会って、虜になった、話がある。

「山月記」は、文庫本を買って、全文を読んだ。

「竹」と言う詩も好きになった。

教科書で出会った、偉人にも、ファンになったり、歴史に興味がわいた。

 

今回のこの書でも、心惹かれた話があった。

 

「面白い」は「面+白」=目の前がぱっと明るくなる状態を語源としているそうな。

文字なのに、風景や、光景が目に浮かんでくる。

短文なのに、引き込まれて感動する。

文字の力ってすごいと思う。

作家の力量って、素晴らしいと思う。

 

高校生の頃、気にいった話。頭に浮かんだ事柄を何気につなげた小説を書いたことがあった。

「見せて」と古典の先生に言われて、原稿を渡した。

そのまま、学校は卒業。

原稿は返してもらわなかった。

あまりの、不作に、抹殺されたのだろうか。

今でも時折、思い出す。

 

教科書に載った小説

佐藤雅彦 編

ポプラ社