ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

北野監督

2014-10-25 22:44:29 | 日記

もう、すっかり有名になった映画監督、北野武氏。

イベントでアニメは嫌い。宮崎駿は一番嫌い。でも、あれだけお金を稼げる、すごいアニメとは認める」と語った。とか、その記事に掲載されていた北野氏の顔写真は、鋭い目をしていて、お笑い芸人の片鱗もない。

個人的に、お笑いで、好きだと思う芸人はいない。

そもそも、お笑い系が嫌いなのだ。

 

落語や、芸を見せる芸人は贔屓もいるけれども、漫才、コントの類は、あまり好きではない。

かつての北野武、ビート武の芸も好きではなかった。

 

その後、怪我をしたり、お笑いから転身。クイズなどの司会や、番組のレギュラーなどで、彼の才能を知るにつけ、見直したりはしたものの、「座頭市」には、吐き気さえ覚え、不思議な視点の映画には、独特な思いを抱いていた。

そうした、不思議な芸人、世界的な監督。でもお笑い芸人の片鱗も健在の一面を見せる。

しばらくテレビでもお目にかかることもずいぶん減った。

 

そんな時の、ネットニュース。

厳しい目をし、口を一文字に結んだ北野監督には、お笑いのおの字も見えない。

http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp11410250026.html?iref=com_fbox_d2_03

 

それがとても印象に残った。

 

 


昭和史の謎

2014-10-25 07:54:09 | 日記

「A級戦犯」が、戦後、政界に出たり活躍していると知り、不思議に感じていた。

戦犯の何人かは、刑を受けて、獄中で過ごしたとか、死刑になったというような気がしていたからだ。

A級の判決を受けた者が、政界や産業界などで活躍できるという構図が、なにやら不思議だった。

 

A級戦犯に問われた、政治・軍事指導者は28人。

逮捕命令は59人。

 

第一陣の逮捕者リストでは、39人。

 

フィリピン人3人。

オーストラリア人2人。

ドイツ人3人。

オランダ、ビルマ(ミャンマー)、タイ、アメリカ各1人。もいたそう。

判決時に死亡していたのは二人。

終身禁固16人。禁固7年。

絞首刑7人。

2年6か月の裁判で釈放されたのは、昭和23年12月24日の19人。

 

それ以降はうやむやのうちに消滅したそう。

 

各国からの日本の戦争責任にたいする、一連の行為も、年月の中で、消滅と言う形に

なったのかもしれない。

「天皇の戦争責任」と言う言葉も最近、時折、目にする。

 

この書でおぼろげながら、なんとなく理解できた気がする。

昭和史七つの謎 Part2

保阪正康

講談社文庫