演奏会のスタッフを時折、引き受けます。
たいてい、メンバーの何人かを知っていたり、します。
年に一回だけお会いする場合がほとんどです。
会場においでくださったお客様の中にも、知人がいることもあります。
知人、楽友、に会えるのは、やっぱり嬉しいものです。
知人にあうと、それほど親しかったわけでもないのに、やっぱい嬉しい。
心理の面白い所です。
海外に旅行に行って、日本人に会うと嬉しいというのと、同じような気がします。
もし、周りにヒト以外の動物や植物ばかりだったら、見知らぬ地球人にあったら、懐かしい感情が
わくのではないか、と思います。
ヒトとのつながりというか、同類への関心というか、環境のなかに、見つけ出そうとするのは、どういう心理
なのでしょうか。
他人に対して、ヒトは、コンプレックスを抱いたり、優越感を得ようとするのが普通だと、思っていました。
けれども、ヒトとの連帯感、同一感めいたことを感じようとするのは、別の感情のような気がします。
物事が起きた時に、助け合う。
助けを必要とする人へ、手を貸す。
助けを求めた時に、さりげなく得られる。
そんな、人間関係で過ごせたら、と思います。