中三トリオから高三トリオまで、歌唱力がある。わざと下手に歌ってと言われているという噂もあった。
突然の引退。結婚のニュース。
今にすれば結婚に逃げたと言えそう。
きっぱりとした引退に惜しいなぁと悔やまれた。
20年ほどしてから復帰の報。
「歌えるの?」危惧した。
案の状。ブランクが長く、復帰は、散々だったそう。
テレビの歌謡番組で耳にしたが、「やっぱりね」と思った。
一週間に一度しか歌っていなかった時、一週間ぶりで、発声から立て直しが必要だった。
1週間に一度では、無理があると思い、複数の合唱団に所属するようになった。
中一日くらいなら、それほど、ブランクを意識しないで済むようになった。
合唱を始めた頃は、中学校以来で、カラオケも何年か前からしていなかった。
合唱に入ると決めた時、発声をしてみて愕然。声がでない。
なので、初めは低音部から慣らして行った。
そうした体験があったので、復帰について、日常、どのくらい歌っていたのかと心配した。
プロの歌手も、発声や、日常の生活のなかで歌うためのトレーニングをやっていることを何人かの歌手から耳にした。
スポーツに、慣らしトレーニング、準備体操があるように合唱や声楽もおそらく楽器についてもそうだろうと思う。
日ごろから、の練習が、大切なのだ。
昨年もまぁ、一年中合唱のための生活重視でやってきた。
年と共に、より合唱のための生活に重きをおいた、ことをより必要となる。
新しい年を迎え、1月5日が初練習となる。
合唱の出来る喜びと、皆で声を合わせて作り上げていくることの幸せを抱きつつ、邁進していく。
旅愁 森昌子 Mori Masako