羽田にはなんとなく愛着を感じる。
成田は、イメージがあまり良くない。
飛行機に、何度か乗った。
ドイツへ行った時。
パリの空港で、乗継の時間を天井の高いロビーで過ごした。
薄暗いという印象だった。
周りを行き交う人は、皆、映画の俳優みたいだった。
仲間と、1時間くらいだったろうか。乗継の合間の時間をなんとなく過ごした。
「さすがパリ」なんて勝手に思った。
搭乗の思い出は、何度かある。
着陸が怖くて、必死で前方のスクリーンを眺めた。
止まるまでは、無事を祈った。
羽田の広さに驚いた昔。
飛行機の発着を、眺めるのは面白かった。
成田と羽田の違い。
成田と羽田の問題点。
一回のユーザーには、良くわからない。
ただ、何者かの力が動いたこと。
何かの影響が色濃いこと。
そのあたりは、少しわかった。
羽田VS.成田
唐津雅人
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