ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

皆で歌う

2015-01-14 16:57:38 | 合唱

某合唱団の指導に「目で歌う」という言葉があります。

 

別の合唱団では、「目力」を使うようにと言われることがあります。

 

どちらも、目に関する指導です。

 

歌は、音符の通りに、音程の通りに、演奏記号の通りに歌ったとしても、完璧にはなりません。

 

目に力を入れたり、目で歌うと、歌に力がこもったり、ニュアンスが変わってきます。

楽譜にあらわされていない事が、要求されてくるわけです。

楽譜通りでは、足りないのです。

文章を読むのに、行間を読めという事があります。

合唱も楽譜に書いてあることだけでは、完成しないのです。

 

同じ言葉でも一回目と2回目とは少し変わる。

同じフレーズでも、少し変えてと指導されます。

 

微妙な調整が必要になるのです。

これは、皆が集まって、アンサンブルをすることで加わることです。

 

皆で作り上げていく。

そうした姿勢が要求されるのです。

合唱は、団体競技なのです。

一人はみんなのために、みんなは一人のために歌うのです。