初めて釜石の地を踏みました。
話に聞き、ニュースで見たり、衝撃の動画を見たりした土地です。
コンサートの一日前に、釜石入りをしました。
バスをチャーターしてもらい、復興の最中の、町や港を訪れました。
案内人は地元であり、今回の混声合唱のメンバーでもある、団員さんでした。
どの道を行き、どの地を訪れるのか、すべてその団員さんがしおりを作ってくださり、
バスをチャーターしてくださり、道案内をし、当日の話、その後の復興の話などを語ってくれました。
街中では、かつて家が並んでいたところ。
外壁に残る津波の爪痕。
「ここまで津波がきました」との表示板もあちらこちらにありました。
地元の人からの語りは、まだまだ、遠い話ではありませんでした。
時間が止まっている所。
様変わりしてしまっている所。
復興で前向きに、逞しく生活している人々の営みを感じることができました。
そして、辛かったはなし、思わず涙のこぼれる話、泣き笑いしそうな話などを聞くにつれ、
少し、身近に感じることができました。
自分にできること。自分にならできることを、やっていこうと思います。