戦場で美術品守った男たちが映画に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270771000.html
第二次大戦中のヨーロッパで、数々の美術品が破壊の危機になった時に、美術品を守ろうと戦場に赴いた人がいるそう。
美術館の学芸員や彫刻家など芸術に詳しい人たちで構成される「モニュメンツ・メン」と呼ばれる7人の男たち。
芸術に明け暮れ、銃や武器を手にしたこともないという中年の男たちが、美術品を守るという特殊任務を受け、初めて戦地に赴き、命懸けで戦場を駆け回った。
その映画だそう。
映画の原作者、ロバート・エドゼルさんの言葉です。
「私たちの文明社会が直面する最も大きな脅威は、無関心かもしれません。文化財が破壊されたり盗まれていることはひと事ではないのです。映画を見た人に悲惨な戦争の時代にあっても、崇高な任務を背負っていた人たちがいたことを知ってもらい、今の私たちに何ができるのか、考えてもらうきかっけになればと思っています」(ロバート・エドゼルさん)
最近、ISとかいう集団が、あちこちで旧跡や遺物などを破壊しているというニュースを目にしました。
まったく愚かしいことです。
自身が現地に赴き、ISの行為を止めさせる勇気は持ち合わせていません。
彼岸の火を見るかのごとく、しかできない事に心が痛みます。
なので、せめて、ごく少数の人にでもお知らせする次第です。