旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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1億の運用を考える 自分で低コストでの運用をしましょう(3)

2009-12-06 22:27:42 | 株式投資・資産運用
コストで実は大きいのが投資信託の信託報酬というやつです。投資信託については、アクティブ運用するものは大抵、信託報酬が高いです。

 1%やそこら信託報酬が高いからといって、それを上回るだけのパフォーマンスが出せれば問題ないじゃないかという考えもあるでしょう。確かに、例えばインデックス投信と比較して1%信託報酬が高かったとしても、そのアクティブ運用の投信がそれをコンスタントに上回れば問題はありません。

 ただ、事前にどの投信がそういうパフォーマンスになるのかを知ることはできません。選んだものがたまたまそうなるかもしれないし、そうならないかもしれません。つまり、事前に「いい」投信を選ぶのは無理。過去のパフォーマンスがそうだったとしても、将来それが続くとは限りません。

 となると、なんで確実にその信託報酬の分だけ負けるような選択をあらかじめしなければなないか、その必然性や意味がありません。さかわかみ投信だって同様。選ぶ意味を感じません(ここも小型株ぶん投げとか「世襲」批判とか、ま、いろいろあるみたいですが)。

 しかも、これに販売手数料が上乗せされたりすると、さらに負けます。

 じゃあ、インデックス投信とかETFで指数に沿う形のものであればいいのか?。相対的にアクティブ運用の投信よりはましでしょうけど、これとて、当然、コストはかかります。信託報酬はありますから。

日本の指数で、信託報酬が低いのでいくと、

TOPIX連動型
1348 MAXISトピックス 0.0819%

日経平均連動型
1346 MAXIS日経225 0.1785%

というところ。まあ、納得の数字でしょうか。

 しかし、運用の目的は指数に沿った運用をすること自体じゃないわけでね。利益を出すのが目的でしょう。だから、いくら相対的にコストが安いからといって、日本株に投資する場合、こういうETFとかを利用しなければならないわけではなくて、自分で運用してもいいわけです。しかし、アクティブ運用のファンドが実際に指数を上回るかどうかわからないのと同様に、自分の運用もどういう結果になるかはわかりませんね。

 が、経験的に言うならば、相当数の銘柄に、投資額や業種なども考えて分散投資すれば。基本的に指数の方向性に沿いながら(騰がれば騰がるし、下がれば下がる)その比率は指数の値動きよりも小さいポートフォリオ運用は個人でもそんなに難しくありません。って、自分自身がしていることがそうだから。

 で、どこの証券会社の口座にあるかによりますが、保有している株式を貸株扱いにすると、比率は大きくはないですが、金利がつきます。これは、その証券会社に対する信用リスクを取っていることになりますので、果たしてそのリスクに見合う運用なのかは判断が難しいところですけど。そうなると、個別銘柄での運用の場合は売買手数料というコストがかかりますが、長く保有を継続することを基本とするならば貸株の金利でこの売買手数料は回収でき、ポートフォリオの保有コストは実質的にはかからないような運用が可能です。ただ、もう一回書いときますが、証券会社が破綻した時に貸株がそのまま戻らないとかすぐに戻らないとかいうリスクを取ってということでですよ。

 個人的には、日本株であれば、個別株でのボートフォリオ運用、それも銘柄分散、売買分割でリスクを下げる形での運用がいいのではないかと思っています。この方が楽しいですしね。ただ、「んな面倒なことしてられるかい!」っていう人もあるわけで、そういう場合はETF利用でいいのではないかと思います。

 あと、MMFとかMRFも投資信託です。これ、どうなっているか調べてみました。ダイワMMFの場合ですが(直近の運用はMRFの方がよくなってました・・)
信託報酬については「信託報酬の総額は、ファンドの計算期間を通じて毎日、信託財産の元本額に年1.0135%以内の率を乗じて得た額とします。」となってます。実際は、最近であれば短期でこの信託報酬以上の運用利回りなんかは無理です。

 直近で、実績分配率0.151%(課税前)年換算利回り0.120%(課税後)となってました、買った側への分配は。

081128-090528の期間の運用報告を見ると、ダイワMMFの場合、概算でですが、運用損益約30億、信託報酬約6億、収益分配金約24億程度です。つまり、実際の運用益の2割程度は信託報酬として引かれているというような計算になりますね。

1000万で、実質分配率が課税前で0.2%だったとすると、手取りの年間の運用益は1.6万円。信託報酬は5000円ぐらいということになりますか。計算間違えたか。

 つまり、MMFの場合、現状だと、実質の運用益の8割、そしてさらにそこに税金がかかって、0.8×税金分引かれて0.8ですから、0.64。まあ、細かいですが、運用益の1/3はコストで引かれているということになります。これでも、銀行口座に放置しておくよりはわずかにましというのが現状。

 ETFについては、判断がしにくい海外市場の株式とか金、商品などについてはETFを利用してアセットアロケーションを考えるのは悪くないと思います。さきほどのトピックスとか225連動のものより信託報酬の比率は高いですが、それでも、想定的にそのコストは他の商品よりは低い場合が多いと思います。

 さて、もうひとつの大きなコストは税金です。

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第6回大阪モーターショー(3)HONDA その2

2009-12-06 19:22:38 | 
 ホンダのお姉さんの写真です。

 こういうところに出てくる人は「かっこいい」系と「かわいい」系に大別されるように思います。

 前者の代表がこんな感じです。


 まあ、いかにものポーズです。


この人は両方の要素がある感じ。




 しかし、まあ、こうした大人の人物を撮影する機会というのは(そこらの人を勝手に撮ると怒られますし)少ないので、慣れてないです。なので、写真も死屍累々状態。ここにアップしているのはましなものです。

ステージで、なんか小芝居っぽいことをしてくれます。しゃべってる口はしてるんだけど、声は出してないというもの。


色がうまく出ていないです。濃すぎます。






実車のところで一生懸命説明されていて、好印象の人。


ということで、今日はこれぐらいで勘弁しといたろー。続く・・・・。


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第6回大阪モーターショー(2)HONDA その1

2009-12-06 19:08:59 | 
 で、現地到着は9時20分くらい。これは予想どおり。数百人程度は開場を待っていました。そんなに多くない印象。

 最初に、モーターショー全体の印象を書いておきますが、一言で言うと「しょぼい」。時間がたつに従って、場内はどんどん混んではきましたし、それなりににぎやかではあるのですが、そもそも出展企業が減ってます。メーカーとしてはマツダもスバルも出展してないし。海外だとVWとかアウディはなんにもなしです。

 しかも、ホンダもトヨタも、出展はているけどF1は撤退しているのでF1の車もないし。

 で、各企業ブースが注力しているのは、まあ、「エコ」ばかり。エコエコエコエコで食傷気味です。車ってそれだけかい?。ハマーとかGTRなんかもあるんですよ、とりあえずは。しかし、なんか、「とりあえずこれもあります」的で主役にはなりえない。なにかしら寂しいというか、違うのではないかという思いがありました。

 で、最初に行ったのがホンダ。

 この「エコエコでいいんかい?」に対するホンダの一つの回答。

 CR-Zという名前がついていました。前回、2005年に似た形のものが出ていたけど、これはガソリンエンジンだった?。今回はハイブリットで、しかも市販前提のような感じ。

 まあ、車名にしろスタイリングにしろ、勿論、かついのライトウェイトスポーツの雄、CR-Xを意識しているわけですが、ハイブリットでこの実質2シーターのスポーツタイプの車を提案してくるところは、ホンダのイメージには合っています。





これはPCのビスタで自動修正したもの。なんか青っぽくなりますね。


えーと、これはDSGみたいなミッションを積んだエンジンだったかな。
トイフォトで。ちょっと雰囲気はあるでしょう、写真としては。



これはFCXクラリティという燃料電池車です。とりあえずはハイブリット車が増加し、次には軽自動車的な純EV、出てくるとしても燃料電池車はその後になるでしょう。しかし、個人的には燃料電池車には可能性を感じています。いいところは、でっかい電池をいっぱい積む必要がないし(そもそも水素から発電してその電気を直接利用するのが燃料電池車の基本)、航続距離も積む水素の量によりますが、かなり長いです。動くのは電気モーターなので、動力的にはEVと同様でしょうけど。




純EVと電動一輪車。一輪車がよくわからん。うまくバランスをとる機能があるということでした。村田の部品とか入ってるんだろうか?。


こういう電気自動車はちょっと市販されないというか、販売する商品としてはどうかなと思います。いわゆる近未来風のコンセプトカーというだけのことのように感じました。


これは電動のスーパーカブとカート。この方が実用化、市販化は早いかなと思います。


でっかいバイクなんかもちゃんと置いていました。


お姉さんの写真は次回にね。

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第6回大阪モーターショー(1)道中

2009-12-06 18:49:37 | 
 ということで、チケットも当たったし、天気もいいみたいだしということで、インテック大阪の大阪モーターショーへ行ってきました。

 9時半開場ということで、まあ、2時間はかからないかと思い、7時半すぎに出発。例によって、早く行って早く帰る作戦ですが、このイベントの場合、これが成功と言えるかどうかはやや疑問です。

中書島から特急で北浜へ。別に淀屋橋でもよいのだけれど、北浜でおりてみたかったのです。
これは京阪特急の上下2階のある車両の下の部分。


八幡の手前、淀川と木津川にかかる鉄橋。鉄橋そのものもかなり規模が大きく、また大きくカーブしているところで、京阪ではよく知られた撮影ポイントかと。




で、北浜。これは地下鉄の駅で。


おー、大証のビル。で、大家は平和不動産ね。


岩井証券。スカイ・トレーディングっで、だからどうよ?。


未だに投信の回転売買とかしている証券会社さん。最近、ニュースになってました。


で、地下鉄から、さらにニュートラムとかいうのも2駅ほど乗って、到着です。

どこがモーターショーやねん・・・。ま、続きますので。

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