半分の月がのぼる空〈上〉 | |
橋本 紡 | |
アスキーメディアワークス |
少し前にDVDを見たのですが、その原作が図書館に入っていたので借りました。
上下巻で、それぞれ400ページ以上ありますが、会話調の文章も多く、読むのに見かけほどは時間はかかりません(それなりにはかかる)。
原作と映画では、大きく設定を変えているところがあります。映画の方、なかなかうまく作ったなと思います。ただ、原作を忠実になぞるだけでなく、こういう大胆な独自の解釈なり変更、強調というのはあっていいと思います。
原作もいいですよ。少年の少女に対する思いが、とても優しく丁寧に率直に描かれています。周辺の登場人物もそれぞれ魅力的です。
映画の方は
池松壮亮
忽那汐里
大泉洋
というキャストでしたが、
自分なら
ウエンツ 瑛士か濱田岳
石原さとみの若い頃
堺雅人
というあたりかな。