新・投資信託にだまされるな! | |
クリエーター情報なし | |
ダイヤモンド社 |
図書館本。
旧版同様に、基本的には、これは「良書」である。
メッセージは極めて単純で、「低コストでの分散投資」をしましょうということにつきる。
本書の対象読者は「「投資が趣味でも仕事でもないふつうの人」だそうだから、私自身はちょっと、この対象からははずれる(^_^;)。
投資は趣味でもあり、多少は仕事でもあるのだから。
私自身は日本株は投信を利用した投資をしようとは思わないし、日本のREITは個別銘柄とETFの両方を投資対象としている。
中国株は個別でも買うし、他のアジア株も個別で持ってみたいと思うが、MSCIコクサイに連動のETFとかインド株のETFは
売買対象にしている。日本の債券は個別。というように部分的には投信は利用しているし、今後、さらにETF等の利用を広げていきたいとは思っている。
多分、すべて投信を利用するよりも、この方が低コストであり、かつ高パフォーマンスになっていると思われる。
「高パフォーマンス」の部分は、コストは高くても値上がりが充分に期待できる商品の配分がされる場合があるからだが。
なお、著者は個人の確定拠出年金もすすめている(別の書籍が出ている)。確かに税金の面では非常に優遇されているから、利用を検討したらいいと思われる。