資産運用(3) 日本株はインデックスファンドよりも個別銘柄運用が楽しい
最近はインデックスファンドでの運用が力を増しているという印象があります。
実際、低コストで必ず平均点が取れるインデックスファンドでの運用は手間も
かかりませんし、運用方法としては納得できるものがあります。
ですから、手間暇はかけずに、合理的に資産運用をしようと思えば、これは最適の
金融商品と言えます。
が、インデックスファンドの運用が楽しいかといえば、そんなに楽しくないでしょう。
別に運用に楽しさは求めない、合理的な運用ができればいいというなら、それはそれで
一つの運用スタンスですから、別にいいわけですが。
しかし、個人的な経験から言えば、日本株は個別銘柄で運用した方が楽しく、面白いし、
銘柄を分散して丁寧に売買すればそんなに大きくインデックスファンドに劣るような成績
にはならない可能性が高く、場合によっては個々の銘柄の値上がりによって大きな利益が
得られることもあり、成果につながることもあります。
個別銘柄について、素人なりにあれこれ考えてみることは面白いし、それをもとに売買
し利益が出たり損失が出たりするのは、まさに自己責任を自覚する機会でもあります。
そうした機会を自ら放棄してしまうというのは、感覚的にはなにか「もったいないなー」
と思ってしまいます。
個別銘柄でタイミングを図って売買するのが苦手ということなら、中長期的に有望だと
思う銘柄を、投信を毎月定額で買うように、積み立て的に累積投資をしていく方法もあります。
後述する銘柄では、この方法で大きく利益が出ていますし、これまで累積投資で買った銘柄の
中で損失が出たのは1銘柄のみで、それ以外の7-8銘柄ぐらいはすべて利益につながっています。
ここまでの経験で最も利益が大きい個別銘柄は8876リログループ。これはこれまでもよく書
いてますが。
まずIPOで公募をもらって初値で売って、税金を払っても500万以上の利益。
これが1999年のことで、投資を開始して3年めでのこの利益は、嬉しいを超えてあきれた覚え
があります。が、当時は1単位の金額が大きい銘柄もわりとあり、こうしたことも時々ありました。
が、実はこの銘柄の利益はその後の売買によるものの方が大きく、買い戻して、基本的にはポート
フォリオの中で維持していくだけで、いわば勝手に株価が上昇し、分割などもあり、時価評価では、
さらに1,000万程度の利益を加算し、合計で1,500万程度の利益になっています。
次は、中国、香港市場の万科企業。外国株ですが、長く深センB株というマイナーな市場にしか
上場されていない銘柄でした。これを少し買って、元本回収的に値上がり時に一部売却しましたが、
その後はただホールドしているだけで株価は数十倍になりました。これは500-600万程度の時価評価益。
3位はキーエンス。極端に高い株価を維持している銘柄で、個人投資家にとっては一般的な銘柄では
ないです。ここは数年、月1-2万円で、累積投資銘柄として買い続けていたところです。
今は累積投資はやめて放置しているだけですが、大和のサイトで確認すると時価評価益は+3,536,161円
買いコストからの値上がり+578.94%となっています。テンバガーには至りませんが、利益は大きいです。
逆に損失ワースト3
3038 神戸物産 -163万
IPOで500万のポジジョン。希望的観測で無理に引っ張り、結局損失が拡大しました。
7580 フーズネット -123万
株価4桁から唐突に破綻。それは予測できないとしても、まともに買える銘柄でもなかったです。
他、株式ではないですが、デフォルトになったのが
エルピーダメモリ転換社債 -100万
BBBでも破綻するという実例。
というようなところですが、全体としてはインデックスファンドを買っているよりもずっと利益は大きくなって
います。
別にすごい知識とか技術とかそんなものはなにもなく、ただ、基本的には細かく丁寧に無理せず売買しているだけ
ですが、それでも、マーケットにとどまっていれば時々は「たまたま」「偶然」にめぐまれることはあります。
今後も、楽しみながら、こうした機会があればそれを生かしていけるようにしたいものだと思います。
最近はインデックスファンドでの運用が力を増しているという印象があります。
実際、低コストで必ず平均点が取れるインデックスファンドでの運用は手間も
かかりませんし、運用方法としては納得できるものがあります。
ですから、手間暇はかけずに、合理的に資産運用をしようと思えば、これは最適の
金融商品と言えます。
が、インデックスファンドの運用が楽しいかといえば、そんなに楽しくないでしょう。
別に運用に楽しさは求めない、合理的な運用ができればいいというなら、それはそれで
一つの運用スタンスですから、別にいいわけですが。
しかし、個人的な経験から言えば、日本株は個別銘柄で運用した方が楽しく、面白いし、
銘柄を分散して丁寧に売買すればそんなに大きくインデックスファンドに劣るような成績
にはならない可能性が高く、場合によっては個々の銘柄の値上がりによって大きな利益が
得られることもあり、成果につながることもあります。
個別銘柄について、素人なりにあれこれ考えてみることは面白いし、それをもとに売買
し利益が出たり損失が出たりするのは、まさに自己責任を自覚する機会でもあります。
そうした機会を自ら放棄してしまうというのは、感覚的にはなにか「もったいないなー」
と思ってしまいます。
個別銘柄でタイミングを図って売買するのが苦手ということなら、中長期的に有望だと
思う銘柄を、投信を毎月定額で買うように、積み立て的に累積投資をしていく方法もあります。
後述する銘柄では、この方法で大きく利益が出ていますし、これまで累積投資で買った銘柄の
中で損失が出たのは1銘柄のみで、それ以外の7-8銘柄ぐらいはすべて利益につながっています。
ここまでの経験で最も利益が大きい個別銘柄は8876リログループ。これはこれまでもよく書
いてますが。
まずIPOで公募をもらって初値で売って、税金を払っても500万以上の利益。
これが1999年のことで、投資を開始して3年めでのこの利益は、嬉しいを超えてあきれた覚え
があります。が、当時は1単位の金額が大きい銘柄もわりとあり、こうしたことも時々ありました。
が、実はこの銘柄の利益はその後の売買によるものの方が大きく、買い戻して、基本的にはポート
フォリオの中で維持していくだけで、いわば勝手に株価が上昇し、分割などもあり、時価評価では、
さらに1,000万程度の利益を加算し、合計で1,500万程度の利益になっています。
次は、中国、香港市場の万科企業。外国株ですが、長く深センB株というマイナーな市場にしか
上場されていない銘柄でした。これを少し買って、元本回収的に値上がり時に一部売却しましたが、
その後はただホールドしているだけで株価は数十倍になりました。これは500-600万程度の時価評価益。
3位はキーエンス。極端に高い株価を維持している銘柄で、個人投資家にとっては一般的な銘柄では
ないです。ここは数年、月1-2万円で、累積投資銘柄として買い続けていたところです。
今は累積投資はやめて放置しているだけですが、大和のサイトで確認すると時価評価益は+3,536,161円
買いコストからの値上がり+578.94%となっています。テンバガーには至りませんが、利益は大きいです。
逆に損失ワースト3
3038 神戸物産 -163万
IPOで500万のポジジョン。希望的観測で無理に引っ張り、結局損失が拡大しました。
7580 フーズネット -123万
株価4桁から唐突に破綻。それは予測できないとしても、まともに買える銘柄でもなかったです。
他、株式ではないですが、デフォルトになったのが
エルピーダメモリ転換社債 -100万
BBBでも破綻するという実例。
というようなところですが、全体としてはインデックスファンドを買っているよりもずっと利益は大きくなって
います。
別にすごい知識とか技術とかそんなものはなにもなく、ただ、基本的には細かく丁寧に無理せず売買しているだけ
ですが、それでも、マーケットにとどまっていれば時々は「たまたま」「偶然」にめぐまれることはあります。
今後も、楽しみながら、こうした機会があればそれを生かしていけるようにしたいものだと思います。